地域金融機関と協調し、東北エリアで飲食店舗を展開する株式会社松屋様に対し、総額7億5,000万円のシンジケートローンを組成

掲載日: 2021年08月05日 /提供:商工組合中央金庫

2021 年 8 月 5 日

商工中金

地域金融機関と協調し、東北エリアで飲食店舗を展開する
株式会社松屋様に対し、総額 7 億 5,000 万円のシンジケートローンを組成

商工中金は、シンジケートローンなどの取り組みを通じて、地域金融機関と連携し、中小企業の金融の円滑化を図り、地域経済の発展に貢献しています。

商工中金(福島支店)は、株式会社松屋様(本社:福島県福島市、代表者:石森 慎司様)に対し、総額 7 億 5,000 万円のシンジケートローンを組成しました。本シンジケートローンは、商工中金と東邦銀行が共同アレンジャーを務め、福島信用金庫、常陽銀行、大東銀行、荘内銀行が参加し、地域金融機関との協調により、その組成が実現したものです。

同社は、ミスタードーナツ FC 店舗を中心に展開する飲食業者です。福島県、宮城県、山形県を中心に複数の飲食業態を保有し、ミスタードーナツとして東北初のキッチンレス店舗を手掛ける等新たな取組みを積極的に展開しています。

今回、同社は、新型コロナによる環境変化にスピーディーに対応するため、本件の 7 億 5,000万円と別途導入の資本性劣後ローン 5,000 万円で、営業キャッシュフローと財務キャッシュフローのミスマッチ解消と資本増強、財務基盤の更なる強化と戦略的な設備投資に取り組みます。

商工中金は、現地訪問や経営者へのヒアリングを通じて綿密な事業性評価を Value up レポート(※)にまとめ、同社の強みや財務上の課題を地域金融機関と共有。また、資本増強効果がある資本性劣後ローンは期間 10 年期限一括償還とし、本件と合わせて金融面から同社をサポートしています。 (※)お客さまとの信頼関係を深め、課題やニーズを共有し、企業価値を高めるための事業性評価ツール

商工中金は、地域金融機関と連携してお取引先の課題解決に繋がる財務構造改革を支援しつつ、本業支援を行うことで、中小企業の価値向上を図り、地域経済の発展に貢献していきます。

【本シンジケートローンの概要】
組成金額 7 億 5,000 万円(タームローン:3 億 5,000 万円、 コミットメントライン:4 億円)
共同アレンジャー 商工中金 2 億 5,000 万円、東邦銀行 2 億 4,000 万円
エ ー ジ ェ ン ト 商工中金
参 加 金 融 機 関 福島信用金庫 1 億 5,000 万円、常陽銀行 5,000 万円 大東銀行 4,000 万円、荘内銀行 2,000 万円
契 約 締 結 日 2021 年 7 月 19 日、28 日

【株式会社松屋様の概要】
所在地 福島県福島市飯坂町銀杏 1-13
資本金 5,000 万円
代表者 石森 慎司様
従 業 員 数 400 名(2021 年 7 月現在)
業種 飲食小売業
設立 1964 年 8 月

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