独自のカフェイン除去技術を開発するストーリーライン、エクイティとデッドを組み合わせた資金調達で研究開発と新規事業を加速
東北大学との共同研究により、超臨界 CO2 流体技術を用いた独自のカフェイン除去技術「ZEN Craft Decaf Process(TM)」の開発を進めるストーリーライン株式会社（本社：宮城県仙台市、以下「当社」）は、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社（本社：宮城県仙台市） を無限責任組合員とするTHVP-2号投資事業有限責任組合、および小川珈琲株式会社（本店：京都府京都市））からの出資に加え、株式会社日本政策金融公庫（以下「日本公庫」）仙台支店中小企業事業ならびに株式会社仙台銀行（本店：宮城県仙台市）本店営業部からの協調融資による資金調達を実施いたしました。
■ 調達資金の使途
今回の調達資金については、下記の事業展開に必要な運転資金として活用してまいります。
- 令和7年度成長型中小企業等研究開発支援事業（Go-Tech事業）採択に伴う研究及び技術開発の加速及び体制強化
- 独自のカフェイン抽出技術「ZEN Craft Decaf Process(TM)」を用いた高品質デカフェコーヒー豆の開発
- 新規事業「CHOOZE COFFEE for BIZ」カフェイン摂取量を調節できるコーヒーサービス事業の立上げおよび事業体制づくり
■ 今後の展開
当社は超臨界CO2流体技術を起点に、コーヒー市場に新しい文化と選択肢を創出していくことを目指しています。独自技術「ZEN Craft Decaf Process(TM)」は、コーヒー豆本来の豊かな風味を損なうことなく、カフェインのみを選択的に取り除くことを可能にした、次世代の高品質デカフェ生産技術です。当該技術は、カフェインの除去率もコントロール可能にしたことで、コーヒーに「カフェインの強弱」という新たな概念を導入し、「カフェインコントロール」という、味と健康を両立させた新しいコーヒー体験の提案ができるようになりました。
当該デカフェ生産技術の開発はラボフェーズを終え、安定した品質での試作品サンプルの出荷供給体制を確立しつつあります。今後は量産に対応する新型の量産試験装置の導入を予定しており、社会実装に向けたスケールアップフェーズへと移行します。これにより、量産化・コスト最適化・用途拡大に向けた研究開発をさらに加速させるとともに、国内外のコーヒー事業者との協業を通じて、“カフェインを選べる”という新しいコーヒー体験の普及を力強く推進してまいります。
■ 代表取締役コメント
岩井 順子 / 代表取締役 CEO兼CDO
海外の戦略デザインファームにてビジネスデザインコンサルティングに従事。米国在住中にスペシャルティコーヒーと出会う。娘の妊娠を機にデカフェコーヒー について疑問を持ち、自らコーヒービジネスの課題解決に挑む。
＜コメント＞
この度のご出資およびご融資は、当社が取り組む研究開発と事業化を一層加速させ、さらなる成長を遂げるために不可欠な資金となります。研究開発や設備投資など先行投資が続き、市場投入まで時間を要するディープテック領域において、当社の技術的可能性と将来性をご理解いただき、本調達の実行に至ったことに心より感謝申し上げます。
また、研究開発の進展により当社のデカフェ加工技術を高く評価いただいた結果、日本のスペシャルティコーヒー業界を牽引する小川珈琲株式会社様からもご出資をいただきました。これは、日本発の高品質デカフェ技術がコーヒー産業に新たな可能性をもたらすという期待の表れであり、大変心強く感じております。
本調達を契機として、技術開発をさらに加速させるとともに、協業を通じて新たな価値創造に挑戦してまいります。そして、カフェインレスコーヒーの選択肢を広げることで、日々のコーヒー体験をより豊かにし、日本から世界へ新しいコーヒーカルチャーを届けていく所存です。
■ 新規出資者コメント
小川珈琲株式会社 代表取締役社長 宇田吉範氏
小川珈琲株式会社
代表取締役社長／CEO 宇田吉範氏
「未来をつなぐ本物の価値」を理念に掲げる小川珈琲は、持続可能なコーヒー文化の創造に努めています。
このたび、ストーリーライン社が開発した革新的なカフェイン除去技術に共感し、出資を決定しました。
風味を損なうことなく、カフェイン除去率を自在に調整できるこの技術は、一人ひとりの体調やライフスタイルに合わせた新しいコーヒー体験を可能にします。
小川珈琲は生活者の健やかな日常に寄り添い、これまでにない価値を未来へつないでまいります。
■ ストーリーライン株式会社について
当社は、超臨界CO2流体技術を用いた独自のカフェイン除去技術「ZEN Craft Decaf Process(TM)」を、東北大学と共同開発する研究開発型スタートアップです。東北大学内の自社研究室で開発を進め、東京・日本橋の実証店舗CHOOZE COFFEEでは、全ドリンクでカフェイン量を選べるメニューを提供しています。カフェインコントロールの啓蒙や市場開発に取り組み、将来はコーヒー生産国での量産とカフェインレスコーヒー豆のグローバルシェア獲得を目指します。
■ 会社概要
ディープテックで持続可能な未来をデザインする
会社名：ストーリーライン株式会社
本 店：宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-40 T-Biz308号室
代表者：代表取締役CEO/CDO 岩井 順子
設 立：2018年7月
事 業：カフェインレスコーヒー製造販売、コーヒー豆の輸入販売、カフェ及びEC事業
W E B：https://storyline.co.jp
■本件に関する報道関係者からのお問合せ先
ストーリーライン株式会社（担当：小泉）
Mail：pr@storyline.co.jp
東北大学との共同研究により、超臨界 CO2 流体技術を用いた独自のカフェイン除去技術「ZEN Craft Decaf Process(TM)」の開発を進めるストーリーライン株式会社（本社：宮城県仙台市、以下「当社」）は、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社（本社：宮城県仙台市） を無限責任組合員とするTHVP-2号投資事業有限責任組合、および小川珈琲株式会社（本店：京都府京都市））からの出資に加え、株式会社日本政策金融公庫（以下「日本公庫」）仙台支店中小企業事業ならびに株式会社仙台銀行（本店：宮城県仙台市）本店営業部からの協調融資による資金調達を実施いたしました。
■ 調達資金の使途
今回の調達資金については、下記の事業展開に必要な運転資金として活用してまいります。
- 令和7年度成長型中小企業等研究開発支援事業（Go-Tech事業）採択に伴う研究及び技術開発の加速及び体制強化
- 独自のカフェイン抽出技術「ZEN Craft Decaf Process(TM)」を用いた高品質デカフェコーヒー豆の開発
- 新規事業「CHOOZE COFFEE for BIZ」カフェイン摂取量を調節できるコーヒーサービス事業の立上げおよび事業体制づくり
■ 今後の展開
当社は超臨界CO2流体技術を起点に、コーヒー市場に新しい文化と選択肢を創出していくことを目指しています。独自技術「ZEN Craft Decaf Process(TM)」は、コーヒー豆本来の豊かな風味を損なうことなく、カフェインのみを選択的に取り除くことを可能にした、次世代の高品質デカフェ生産技術です。当該技術は、カフェインの除去率もコントロール可能にしたことで、コーヒーに「カフェインの強弱」という新たな概念を導入し、「カフェインコントロール」という、味と健康を両立させた新しいコーヒー体験の提案ができるようになりました。
当該デカフェ生産技術の開発はラボフェーズを終え、安定した品質での試作品サンプルの出荷供給体制を確立しつつあります。今後は量産に対応する新型の量産試験装置の導入を予定しており、社会実装に向けたスケールアップフェーズへと移行します。これにより、量産化・コスト最適化・用途拡大に向けた研究開発をさらに加速させるとともに、国内外のコーヒー事業者との協業を通じて、“カフェインを選べる”という新しいコーヒー体験の普及を力強く推進してまいります。
■ 代表取締役コメント
岩井 順子 / 代表取締役 CEO兼CDO
海外の戦略デザインファームにてビジネスデザインコンサルティングに従事。米国在住中にスペシャルティコーヒーと出会う。娘の妊娠を機にデカフェコーヒー について疑問を持ち、自らコーヒービジネスの課題解決に挑む。
＜コメント＞
この度のご出資およびご融資は、当社が取り組む研究開発と事業化を一層加速させ、さらなる成長を遂げるために不可欠な資金となります。研究開発や設備投資など先行投資が続き、市場投入まで時間を要するディープテック領域において、当社の技術的可能性と将来性をご理解いただき、本調達の実行に至ったことに心より感謝申し上げます。
また、研究開発の進展により当社のデカフェ加工技術を高く評価いただいた結果、日本のスペシャルティコーヒー業界を牽引する小川珈琲株式会社様からもご出資をいただきました。これは、日本発の高品質デカフェ技術がコーヒー産業に新たな可能性をもたらすという期待の表れであり、大変心強く感じております。
本調達を契機として、技術開発をさらに加速させるとともに、協業を通じて新たな価値創造に挑戦してまいります。そして、カフェインレスコーヒーの選択肢を広げることで、日々のコーヒー体験をより豊かにし、日本から世界へ新しいコーヒーカルチャーを届けていく所存です。
■ 新規出資者コメント
小川珈琲株式会社 代表取締役社長 宇田吉範氏
小川珈琲株式会社
代表取締役社長／CEO 宇田吉範氏
「未来をつなぐ本物の価値」を理念に掲げる小川珈琲は、持続可能なコーヒー文化の創造に努めています。
このたび、ストーリーライン社が開発した革新的なカフェイン除去技術に共感し、出資を決定しました。
風味を損なうことなく、カフェイン除去率を自在に調整できるこの技術は、一人ひとりの体調やライフスタイルに合わせた新しいコーヒー体験を可能にします。
小川珈琲は生活者の健やかな日常に寄り添い、これまでにない価値を未来へつないでまいります。
■ ストーリーライン株式会社について
当社は、超臨界CO2流体技術を用いた独自のカフェイン除去技術「ZEN Craft Decaf Process(TM)」を、東北大学と共同開発する研究開発型スタートアップです。東北大学内の自社研究室で開発を進め、東京・日本橋の実証店舗CHOOZE COFFEEでは、全ドリンクでカフェイン量を選べるメニューを提供しています。カフェインコントロールの啓蒙や市場開発に取り組み、将来はコーヒー生産国での量産とカフェインレスコーヒー豆のグローバルシェア獲得を目指します。
■ 会社概要
ディープテックで持続可能な未来をデザインする
会社名：ストーリーライン株式会社
本 店：宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-40 T-Biz308号室
代表者：代表取締役CEO/CDO 岩井 順子
設 立：2018年7月
事 業：カフェインレスコーヒー製造販売、コーヒー豆の輸入販売、カフェ及びEC事業
W E B：https://storyline.co.jp
■本件に関する報道関係者からのお問合せ先
ストーリーライン株式会社（担当：小泉）
Mail：pr@storyline.co.jp
