
(左から)優勝トロフィーを手にする長森遥南、松林佑倭
洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」を展開する株式会社シュゼット・ホールディングス(本社:兵庫県西宮市)の氷上競技部所属の長森遥南選手が、2025年12月13日(土)14日(日)に東京辰巳アイスアリーナにて行われた第48回全日本ショートトラックスピードスケート選手権大会において、女子500m・1000m・1500mで3冠を達成しました。この快挙は18大会ぶりであり、長森選手は2026年2月の世界大会への出場権を獲得しました。
また、松林佑倭選手も男子1000m・1500mで2冠を獲得し、日本代表の補欠メンバーに選出されています。

長森遥南
【第48回全日本ショートトラックスピードスケート選手権大会 試合結果】
開催日:2025年12月13日(土)・14日(日)
■ 女子
長森 遥南
500m:優勝
1000m:優勝
1500m:優勝(3冠)
島根 くるみ
500m:21位
1000m:34位
1500m:34位
■ 男子
松林 佑倭
500m:20位
1000m:優勝
1500m:優勝(2冠)

長森遥南

松林佑倭

島根くるみ
代表取締役社長 蟻田剛毅コメント

蟻田剛毅
兵庫県より「力のある選手の受け入れ先がなく、県外へ流出してしまう」という課題を伺ったことが、氷上競技部設立のきっかけでした。私たちは、雇用創出や地域貢献、そして競技の発展に寄与できる受け皿となることを目指し、この部を立ち上げました。
今回、長森選手は私たちの期待を大きく超える素晴らしい結果を残してくれました。他のメンバーもそれぞれに力を発揮し、島根選手は結果こそ思うように出ませんでしたが、常に笑顔を絶やさず、仲間への声掛けでチームのコミュニケーションを円滑にしてくれました。その姿勢は非常に価値あるものでした。
さらに、試合後の松林選手の「目の前でチームメートが3冠達成。自分も2冠を獲って、アンリ・シャルパンティエが強いというところを見せたかった。」という言葉には胸を打たれました。これまで口数の少なかった彼が、大舞台で強い意志を持ち、常に“最高の結果”を目指して挑戦していたことを言葉にしてくれたことは、本当に素晴らしいことです。
この“最高の結果を目指すスピリット”は、私たちのお菓子づくりや販売にも通じるものです。だからこそ、「アンリ・シャルパンティエにはその精神がある」ということを、これからも大切にしてまいります。
シュゼット氷上競技部メンバー 主なプロフィールと世界戦での成績・国内表彰

島根くるみ
島根くるみ(しまね くるみ)
1998年10月28日生
2021年3月 阪南大学 経営情報学部 経営情報学科卒業
2021年4月 入社(正社員)
2021年6月 兵庫「令和3年 未来のスーパーアスリート」に選定
2025年2月 第9回冬季アジア大会女子リレー(ハルビン)女子3000mリレー:銅メダル
2025年4月 「令和6年度 優秀選手」に選出・表彰
【製造担当商品】マドレーヌ

松林佑倭
松林佑倭(まつばやし ゆい)
2002年12月5日生
2021年3月 クラーク記念国際高等学校卒業
2021年4月 アルバイト入社
2023年4月 入社(正社員)
2023年10月 ワールドカップ第1戦(モントリオール)男子5000mリレー:銅メダル
2023年11月 四大陸選手権(ラヴァル)男子1000m:銅メダル
2024年4月 「令和5年度 優秀選手」に選出・表彰
【製造担当商品】Wチーズケーキ

長森遥南
長森遥南(ながもり はるな)
2002年4月25日生
2025年3月 関西学院大学 教育学部卒業
2025年2月 第9回冬季アジア大会女子リレー(ハルビン)女子3000mリレー:銅メダル
2025年4月 入社(正社員)
2025年4月 「令和6年度 優秀選手」に選出・表彰
【製造担当商品】プティ・ガトー
【世界戦への抱負】入社して半年が経ちました。色々な事を教えてくれる先輩、いつも心の支えになっている同期、色々な方々に出会いました。皆さんに恩返しができるよう、いい結果を報告したいです。
シュゼット氷上競技部について
きっかけは、スケート体験スクールへの協賛でした。
2013年8月、未来のオリンピック選手を目指すスケート選手やアイスホッケー選手の育成を目的として、兵庫県スケート連盟・アイスホッケー連盟などが設立した一般社団法人「ひょうごスケート」により、屋内スケートリンク「ひょうご西宮アイスアリーナ」が、当社の地元・西宮鳴尾浜にオープンしました。当社はその趣旨に賛同し、地域社会への貢献の一環として、当施設で開催されている小中学生向けのスケート教室「アンリ・シャルパンティエ スケート教室」に協賛しています。

(左から)シュゼット氷上競技部 長森、松林、島根
当時、スケート界で有望な選手が就職を機に競技を断念し、地元を離れてしまうという現状を伺いました。世界を目指すパティシエを支援してきたシュゼットは、地域スポーツの活性化と地元就職の支援を実現しようとする兵庫県スケート連盟、西宮市の想いに深く共感し、2018年に氷上競技部を設立しました。部員は、スピードスケート・ショートトラックで2018年に小山陸選手、2021年に島根くるみ選手、2023年に松林佑倭選手、2025年に長森遥南選手が加入し、アスリート社員の競技とパティシエの仕事の両立を行っています。アドバイザリーコーチとして、これまでに数多くのトップ選手を育て上げた名将・杉尾憲一コーチの指導を受けながら、世界一を目指して日々の練習に励んでいます。(2022年に小山選手は引退し、退社)
【アンリ・シャルパンティエ氷上競技部 インスタグラム】
https://www.instagram.com/henri_charpentier_shorttrack
パティシエと競技の両立は全国的にも珍しく、注目されています。
“菓子と生きかたをつくる”をミッションに掲げる当社は、一瞬の心ときめくシーンから、人生を味わい深くする喜びまで、創造してまいります。
株式会社シュゼット・ホールディングスについて
1969年兵庫県芦屋市で創業。フィナンシェを代表商品とし、百貨店をはじめ幅広い販売チャンネルを持つ「アンリ・シャルパンティエ」(国内93店舗、海外9店舗)と、カジュアルなラインアップで駅ナカ・駅チカをリードする「シーキューブ」(47店舗)、ミルクレープ専門店の「カサネオ」(2店舗)、クリームパンが大人気のパン屋 「バックハウスイリエ」(4店舗)のブランドを展開。製造販売のほか、カフェ事業なども推進しております。洋菓子の世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2023」で日本チームを優勝に導いたパティシエを擁し、創業以来、生ケーキはすべて手作りにこだわり続けています。“世界最高峰の技術で新しいお菓子文化を創造する会社”として、100年先を見据えたお菓子づくりを通じ、さまざまなシーンに忘れられない感動をお届けしています。
【公式HP】https://www.suzette.co.jp/









