ザ・プリンス 京都宝ヶ池(所在地:京都府京都市左京区宝ヶ池、総支配人:人見啓介)では、国際的に求められるSDGsの取り組みを実践する施設を認定する「Sakura Quality An ESG Practice」(通称:サクラクオリティグリーン)の「4御衣(ぎょい)黄(こう)ザクラ」を取得いたしました。
「サクラクオリティ」とは、ホテルや旅館等の宿泊施設を中心とした品質認証制度のことで日本の観光サービスの品質を第三者が評価し、その品質の高さを認証する仕組みです。
また「サクラクオリティグリーン」は、SDGsの視点に特化した品質認証制度で、環境・地域社会への配慮、持続可能な企業統治に関する基準により構成され、172項目によって評価されるものです。
今回、当ホテルでは5段階評価のうち「4御衣(ぎょい)黄(こう)ザクラ」を取得いたしました。「4御衣(ぎょい)黄(こう)ザクラ」は自然環境や社会への積極的な関与が認められる「Regenerative(リジェネラティブ:顧客が増えるほど、地域環境をより良くする施設)」と位置付けられています。
観光に対する世界的価値基準として「SDGs」や「サステナブル」「環境に配慮」した旅先や滞在先が
重要な選択肢となる傾向にあります。
ザ・プリンス 京都宝ヶ池ではこのたびの認証を機に、人や社会、環境のためにできることを考え、
持続可能な観光の実現に貢献できるようさらなる取り組みを進めてまいります。
<サクラクオリティグリーン認証について>

サクラクオリティグリーン「4御衣(ぎょい)黄(こう)ザクラ」
一般社団法人観光品質認証協会が運営する「サクラクオリティグリーン認証」は、米国のグローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)が制定する国際規格をもとにしたSDGsを実践する施設の認証制度です。
同認証はSDGsの17のゴールに基づいた172項目で構成され、5段階のレベルで評価されます。

豊かな自然に包まれた「ザ・プリンス 京都宝ヶ池」。ホテルが建つ宝ヶ池エリアは「京都議定書」が締結された1997年の気候変動枠組条約締約国会議 (COP3)のステージとなりました。
ザ・プリンス 京都宝ヶ池の主なサステナビリティアクション
1.温室効果ガスの削減
・照明機器LED化の推進
・共同配送システムの導入
株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイドでは2016年10月より自社の都内8ホテルにて
共通の倉庫から食材を各ホテルにまとめて配送する「共同配送」を開始し、2022年10月には箱
根・湘南エリア、2024年4月には京都・滋賀エリアで開始するなど、徐々に自社内で実施エリアを
拡大しています。
京都・滋賀エリアでは、2024年11月よりオリックス・ホテルマネジメント株式会社と の
協働で共同配送を実施しております。
・EV用充電スタンド設置 (普通充電設備(6kW)×4基 2024年12月運用開始)
2.廃棄物削減
・ホテルで排出する生ごみを液肥にし、循環資源として活用
京都市の京北地域で展開するSDGsプロジェクトのうち、生ごみをバイオガス化し、その生成物を
液肥として農業利用する「京都里山SDGsめぐるプロジェクト」の趣旨に賛同し、生ごみの排出事
業として参画しています。
3.森林保護
・客室アメニティのプラスティック製品軽減
歯ブラシ、ヘアブラシとアメニティの包装資材はバイオマス製品です。
プラゴミ軽減のため、シャンプー・コンディショナー、ボディーソープは全室詰め替えボトルで
提供してい ます。
・連泊時の清掃対応
2連泊される場合のご滞在中の清掃はご希望のお客さまのみ承っています。
4.その他
・こども食堂への協力
くろ谷金戒光明寺(京都市左京区)で開催されている「くろ谷こども食堂」で2021年5月より、料
理長によるお料理の提供などのお手伝いをしています。