Kukulcan・実証栽培ハウスを埼玉県で正式オープン

更新日: 2025年05月19日 /提供:Kukulcan

消えゆく在来作物“島唐辛子”など沖縄の在来種の育成を開始

株式会社Kukulcan(本社:東京都中央区、代表取締役社長:ホン・リナ)は、2025年5月12日、株式会社タカミヤ社(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼社長:高宮一雅)の運営する「TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK(以下TAP)」(埼玉県羽生市)内において、島唐辛子の本土栽培に取り組む「Kukulcanハウス」の開設オープニングセレモニーを実施いたしました。


ハウスオープニングセレモニーの様子 

■ 背景:在来作物が「消える前に守る」ための挑戦
沖縄で親しまれてきた伝統作物「島唐辛子」は、近年、台風被害や高齢化、害虫による出荷問題、そして何より人手不足により栽培が困難となり、“未来の絶滅危惧種”とも呼ばれる存在になっています。

こうした背景を受け、Kukulcanは「誰も何も捨てられない」企業精神から、まずは「島唐辛子」の本土栽培を開始します。本ハウスは、気候変動下でも安定した栽培が可能となる温室施設であり、Kukulcanの農業知見・AIやアグリテックテクノロジー開発技術を活用した栽培の見通しやデータ連携型の栽培支援を通じて、日本と世界で活用いただける新しい農業モデルの構築を目指しています。
■ 多様な関係者が集った、共創型オープニングセレモニー
当日は、スタートアップ起業家、自治体関係者、農業法人、飲食店経営者、福祉就労関係者など、一次産業と食に関わる社会課題の最前線を担う方々が集結。何より沖縄よりはるばる島唐辛子生産者様、シークワーサー生産者様が本セレモニーのために駆けつけました。多様な方々が集い、Kukulcanの原点である「畑のフードロス」プロジェクトから始まった軌跡と、なぜ沖縄の課題から着手するのか、島唐辛子を通じた“農業の再設計”への展望が議論され、共有されました。

セレモニーでは、Kukulcan代表 ホン・リナによるビジョン紹介のほか、Kukulcan所有テクノロジーのご紹介、株式会社タカミヤ上席執行役員 岡本裕之様によるTAPのご紹介を行いました。沖縄にちなんだ曲の生演奏やシークワーサーの苗木の植林も行われました。

株式会社タカミヤ 岡本裕之様によるTAP構想のご紹介


株式会社Kukulcan ホンリナによるハウスビジョンの紹介


■沖縄よりご参加いただいたシークワーサー生産者様からのコメント
気候の問題、後継者不足という大きな課題を抱えているのが沖縄の農業です。昨年も害虫被害を大きく受けて例年にない不作となり、需要に対して出荷がままならない状況でした。テクノロジーの力で安定して農業を継続することができるようになることを望みますし、今日という日を皮切りに、Kukulcan社のこれからの飛躍に期待をしております。

■Kukulcanハウス所在地
埼玉県羽生市大字日野手新田字清右ヱ門 130-1
(TAKAMIYA AGRIBUSINESS PARK内)

■会社概要
株式会社タカミヤ
代表 高宮 一雅
本社所在地 大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪 タワーB27 階
URLhttps://www.takamiya.co/ アグリ特設サイトhttps://takamiya-aisai.jp/
設立 1969年6月21日 /資本金10億 5,214万円 /従業員数 771名(連結従業員数 1,392名)
事業内容 仮設機材の開発、製造、販売及びレンタル、仮設工事の計画、設計、施工

株式会社Kukulcan
代表 ホンリナ
本社所在地
東京都中央区日本橋茅場町 1丁目8-1 茅場町一丁目平和ビル3F 
URLhttps://kukulcan.biz/
設立 2024年2月7日/ 資本金1050万円 /
事業内容 栽培に関するAIの開発及び農作物プラットフォームの構築


【本件に関するお問い合わせ先】
※写真素材・ロゴデータ・代表コメントなど、取材用資料は別途ご提供可能です。
株式会社Kukulcan 広報チーム
メール:contact@kukulcan.biz
公式サイト:https://kukulcan.biz/

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