
ホテル・旅館等の宿泊施設を専門にWeb集客のコンサルティングを行う株式会社宿研(本社:神奈川県横浜市、取締役社長:兼松 和貴)は、デジタル時代における「宿泊施設選びの意思決定プロセス」に関する最新の消費者調査結果を2025年5月に公表しました。
調査の背景・目的
宿泊予約サイトや比較サイト、SNSなど情報チャネルが多様化する中、全国の旅行好き1,000人を対象に「宿泊先の情報収集から予約までの行動実態」を徹底分析。特に公式ホームページの役割と影響力に焦点を当て、世代別の傾向差も明らかにしています。
本調査結果の資料と考察記事では、激化する宿泊業界の競争環境において、宿泊施設のマーケティング戦略・販促戦術のヒントとして実践的に役立てていただけるよう、わかりやすく整理しています。
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調査概要

調査企画:株式会社宿研
調査協力:株式会社クロス・マーケティング(QiQUMOにて調査)
調査内容(抜粋)
調査では、下記の項目について消費者アンケートを実施。
旅行好き1,000人の声から、「選ばれる宿泊施設」になるための具体的ヒントを提供しています。
1. 宿泊施設探しで利用する主な情報メディアとその信頼度
2. 公式ホームページの訪問率と予約決定への影響力
3. 公式ホームページに求める情報
4. 同料金帯での宿泊施設を選ぶ決め手ポイント
5. 7割が感じている公式ホームページへの「不満点」
調査結果(抜粋)
1. 宿泊施設探しで利用する主な情報メディアは?

出典:株式会社宿研「旅行者の宿泊施設選びの実態調査(2025年3月)」
旅行先が決まったあとの宿探しは、デジタルが圧倒的主流。
中でも予約サイトは約75%という驚異的な利用率を誇っています。
本調査で明らかになったのは「発見」と「比較検討」という2段階で異なるメディアが活用される消費者行動パターン。特にSNSは20・30代を中心に宿との出会いの場として機能していますが、実態としては若年層であっても宿泊施設探しは予約サイトが中心となっています。
SNSの視覚情報でときめき「出会い」、旅行計画時には予約サイトで他もみて「比較検討」するという行動フローが浮き彫りになったことで、宿泊施設には各接点に最適化した情報提供が求められます。
予約サイト上の写真や説明文の鮮度を保ちつつ、クチコミ返信までこまめに管理することが集客UPの鍵となるでしょう。
※年代別の情報メディア利用率や信頼度の詳細データは、株式会社宿研の公式ホームページ内、ダウンロード資料からご確認いただけます。
2. 公式ホームページの訪問率と予約決定への影響力は?

予約サイトだけでは、決まらない。「公式ホームページの印象が左右する」
予約サイトの高い利用率がありつつも、宿泊施設探しをする旅行者の86%が公式ホームページを確認しており、全く確認しない層はわずか5%未満という調査結果が明らかになりました。さらに注目すべきは、75%の旅行者が「公式HPの出来栄えが宿泊先決定に影響する」と回答している点です。
これは予約サイトやSNSなど情報収集の選択肢が多様化した現在でも、公式ホームページは単なる情報源ではなく、最終判断を左右する“決断の場”として機能している実態が明らかになりました。
たとえ、予約サイト経由での予約であっても、公式ホームページの「印象」が集客に与える影響は無視できません。まずは今のホームページが“選ばれる要素”を備えているのか、改めて見直す必要性が強く示唆されます。
さらなる調査データと施策への展開は
本リリースで紹介した内容は調査結果のごく一部です。
旅行者1,000人の声から見えてきた、公式ホームページへの具体的な要望や、宿泊施設が今後取り組むべき集客施策のヒントを、以下の記事で詳しくご紹介しています。

リンク先から株式会社宿研のオウンドメディア記事に遷移します。
予約が増える宿泊施設のホームページとは?旅行好き1,000人への調査で分かった「求められている情報」調査結果と分析、そして、具体的な施策を紹介し公式ホームページの改善に役立てられるノウハウが満載!
記事内では、調査結果の全容をまとめた無料ダウンロード資料もご用意しています。
宿泊施設のホームページの見直しや、予約率アップに向けた改善施策を検討する際に、ぜひご活用ください。
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本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社宿研
本社:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー20F
連絡先:06-6459-2700 (マーケティング室宛て)
公式ホームページ内お問い合わせフォームから
https://www.yadoken.net/contact