たたらの歴史が息づくまち島根県雲南市に古民家宿「RITA 雲南吉田」2025年5月23日(金)グランドオープン

更新日: 2025年05月13日 /提供:つぎと出雲

島根県雲南市に、たたら経営者・田部家の長屋を活用した2棟5室のホテルを開業




古民家再生を中心に地域活性化事業を推進する株式会社つぎと出雲(所在地:島根県出雲市、代表取締役:小田切俊彦、以下「つぎと出雲」)は、事業者である株式会社田部(所在地:島根県雲南市、代表取締役社長:田部長右衛門)より運営を受託し、島根県雲南市でたたら経営者・田部家の長屋を改修した古民家ホテル「RITA 雲南吉田」(以下、当施設)を、2025年5月23日に開業いたします。

 当施設は、かつて日本のものづくりを支えた「たたら製鉄」の経営者・田部家に仕える人々が生活をしていた長屋を改修した建物です。鉄づくりを支えた吉田の豊かな自然と、歴史を感じながら、訪れる方々に特別な宿泊体験を提供します。

【「RITA 雲南吉田」のコンセプトと提供価値】
 当施設は、島根県雲南市にあるたたら経営者・田部家の長屋を改修し、2棟5室のホテルとして開業します。「森とたたらの記憶をたどる」をコンセプトに、地域の豊かな自然と深い歴史を感じながら、過去と現在を繋ぐ特別な体験をお届けします。かつてたたら製鉄で栄えたこの地の記憶を紐解き、木々と鉄、そして人々の営みが息づく空間で、心安らぐひとときをお過ごしいただけます。


「江戸彼岸」のリビング

サウナ付き客室「こうほね」のととのいスペース

世界にここにしかない たたらの世界に出会う旅
 たたら製鉄を支える原料は、森の木。膨大な木材を使うため、たたら経営者「田部家」は、
日本最大規模の「山林王」でもありました。
木を伐った山に、また木を植え、育てる。約30年サイクルで循環して使い、かつて砂鉄を採るために削った山は、棚田にして豊かな里がつくられました。そこでは今でも美味しいブランド米が作られています。たたらの歴史が色濃く刻まれた土地を巡る旅は、日本のものづくりの根幹を知る一歩となるはずです。
また当施設では、ミニたたらキットで鉄を作り、その鉄からアクセサリー作りを行う体験や、普段立ち入ることのできないたたら経営者の「田部家本家」の庭園を見学するプラン等、ここでしかできない体験プログラムを提供致します。


木、土、風。 四季で感じる鉄のものがたり
 この場所で営まれたたたら製鉄の歴史と、時を超えて受け継がれる、地域の温かさが溶け込んだ空間が広がります。それぞれの客室に自然と調和した静寂と安らぎをもたらし、
現代の暮らしにも寄り添う、心地よい滞在をお愉しみいただけます。


客室に設置している奥出雲前綿屋鐵泉堂のぐい呑み

田部家のたたら吹き

たたらの森の恵みで始まる一日
 当施設では、中国山地の山の幸と、日本海の海の幸をふんだんに使用し、旬の食材を活かした、からだが喜ぶ朝ごはんをご提供いたします。健やかな一日のはじまりをおたのしみいただけます。


連携先の飲食店「割烹すぎ原」にて提供する朝食(画像はイメージです)

その土地に浸る滞在を
 当施設では、ご宿泊のお客様に「吉田」に浸る滞在を頂けるよう、各客室にてお楽しみいただけるウェルカムギフトをご用意しております。

-田部竹下酒造「理八」-
マスカットに南国の果実を合わせたような、みずみずしく爽やかな香り。フルーティーな芳醇さが口内と鼻腔いっぱいに広がり、美しく澄み切った酸味がスーッとほどけていきます。

-奥出雲前綿屋 ままたまご「ままたまごぷりん」-
平飼い卵の卵黄をぷりん1個に1個使用。口どけなめらかで濃厚なプリンをご賞味ください。

※ウェルカムギフトは予告なしに変更する場合がございます。予めご了承ください。


1組に1本、宿泊者に提供する日本酒、「理八」

ウェルカムスイーツとして宿泊者にお出しする「ままたまごぷりん」(画像はイメージです)


【施設概要『RITA 雲南吉田』】
■所在地:〒690-2801 島根県雲南市吉田町吉田2547-1
■アクセス:お車でお越しの場合:松江自動車道 雲南吉田IC/道の駅たたらば壱番地より約5分
出雲方面から 出雲縁結び空港より約30分
       出雲大社より約60分
広島方面から 広島空港より約1時間40分
       広島駅より約2時間00分
       福山駅より約1時間45分


■電話番号:0854-62-3111 (9:00~18:00)
■メールアドレス:rita.unnanyoshida@rita-community.jp


■施設構成:2棟5室(各室にトイレ・バスルームあり)
長屋:客室名 江戸彼岸 -Edohigan-:139平米、大人6名定員(サウナ付)
長屋:客室名 こうほね -Kouhone-:132平米、大人6名定員(サウナ付)
長屋:客室名 どうだんつつじ -Doudantsutsuji-:137平米、大人4名定員(キッチン付)
長屋:客室名 めおと梅 -Meotoume-:122平米、大人6名定員(キッチン付)
はなれ:客室名 桂庵 -Keian-:90平米、大人5名定員(キッチン付)


■料金:
素泊まり 一人あたり29,700円~(2名1室利用時)
朝食付き 一人あたり33,550円~(2名1室利用時)
2食付き  一人あたり48,070円~(2名1室利用時)
※季節や曜日によって変動あり。詳細・ご予約は公式サイトをご確認ください。


■公式サイト:https://www.rita-community.jp/unnan-yoshida/
■ご予約:https://reserve.489ban.net/client/rita-unnanyoshida/0/plan
■公式SNSアカウント:
Facebook:https://www.facebook.com/61573615990943/
Instagram:https://www.instagram.com/rita.unnanyoshida/















●雲南吉田について
当施設があるのは、当時から全国有数のたたら経営者である「田部(たなべ)家」が居を構えた山里。
室町時代から田部家の生業でもあり、日本人の生活を支えた「たたら製鉄」は裾野の広い産業でした。
鉄の生産だけではなく、山の仕事や農業、牛馬の世話など、かつては吉田の町にも1万人以上の人々が住み、たたらに関わる仕事に従事していました。田部家の20棟の土蔵が立ち並ぶ様子や、石畳の坂道沿いの古き良き町並みには、当時の繁栄ぶりが色濃く感じられます。
美しい山々に囲まれたこのまちは、当時の技術と未来への挑戦が融合する息吹が感じられます。


●RITAについて
RITAは、『 遺産・継承・伝統 』という意味の『HE"RITA"GE』を由来としています。各地にあるHE"RITA"GEを継いでいくという意味を込めて、HE"RITA"GEの中心にあるRITAをホテル名としました。また、建物を活用することで町並みを守り、宿泊施設を営むことで少しでもまちの活性化に寄与したい。まちの未来を拓くような営みづくりをしていきたい、「利他的でありたい」との思いも込めています。
古民家ホテル「RITA」は九州と山陰を中心にグループ施設を5エリアで展開。島根県では、「RITA 出雲鷺浦」と「RITA 出雲平田」の2施設を運営しており、当施設が同県内で3施設目となる。


●運営会社の概要
つぎと出雲は 島根県出雲エリアを中心に、歴史的文化資源を活用した古民家再生事業を中心とした町並み保存、地域活性化に取り組むまちづくり会社。(今年度以降、各地域で展開しているRITAグループを統合し、「株式会社リタ」として運営予定。)

会社名:  株式会社つぎと出雲
代表取締役:小田切俊彦
所在地: 島根県出雲市平田町 726
開発実績: ・NIPOOINIA 出雲平田 木綿街道
      ・NIPOOINIA 出雲大社 門前町
      ・RITA 出雲平田(酒持田蔵)
      ・RITA 出雲鷺浦


<本リリースに関するお問い合わせ先>
e-mail: rita.unnanyoshida@rita-community.jp (担当:矢野)

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