株式会社サトー(本社:東京都港区、以下「サトー」)は、液体入りガラスボトルに対応したRFIDタグの開発に続き、そのタグと連携可能な棚卸アプリ機能を、一般社団法人リレーションデザイン研究所(本社:兵庫県西宮市)が提供する業務用ワイン管理アプリ「winecode」内で提供開始したことをお知らせします。
試験活用を行った飲食店では、本機能により約200本のワイン在庫を60秒未満で棚卸でき、ワイン管理の大幅な改善と効率化が期待できます。

ワインや日本酒の在庫管理をRFIDでデジタル化
本機能は、ワインインポーター、酒類メーカー(ワイン・日本酒・クラフトビールなど)、レストラン、ホテル、酒販店といった、液体入りガラスボトルを日常的に扱う事業者さまの業務DXをサポートします。飲食店や酒販店などの現場では、ラベルの目視確認とExcelや紙による在庫管理が主流となっています。その商品特性上、ワインはワインセラーで1本ずつ保管され、人が手作業で1本ずつボトルを確認し在庫管理をするケースが大半です。さらに、銘柄の判別には専門知識が必要であり、棚卸作業にはソムリエ資格者などの限られた人材が多くの時間をかけて対応しているのが実情です。
今回のRFIDタグおよびアプリケーションは、こうした課題に対応し、ボトル管理業務の省力化とデジタル化を実現するものです。
提供内容
・winecodeアプリ内にRFID棚卸機能を実装(Web/iOS/Android対応)詳細:https://site.winecode.app/
・サトー製液体入りガラスボトルRFIDタグ
詳細:https://www.sato.co.jp/about/news/2024/release/09-11-1.html
・RFID対応ラベルプリンター SCeaTa CT4-LX RFID
詳細:https://www.sato.co.jp/products/printer/ct4-lx-rfid/
※RFIDタグに対応したハンディリーダーもご提案いたします。
お客さまからのお問い合わせ先:
株式会社サトー 国内営業本部 製造市場戦略部
grp-food[@]sato-global.com
※その他記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
株式会社サトー 概要
あらゆるものを情報化して、社会のうごきを最適化する。サトーグループは、90を超える国・地域でビジネスを展開する創業1940年のグローバル企業グループです。バーコードやRFIDなどに代表される、自動で情報を認識・入出力するための技術(自動認識技術)を用いて、リアルな世界のあらゆるものを情報化し、その情報を活用することで、現場ごとに最適な課題解決の仕組みを提供しています(2024年3月末時点、連結売上高1,434億円)。
所在地 :東京都港区芝浦3 丁目1 番1 号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN
代表者:代表取締役 社長執行役員 グループCEO 小沼 宏行
資本金 :84億円(2025年3月31日現在)
企業HP:https://www.sato.co.jp/
事業内容:自動認識ソリューション商品(ラベルプリンター、RFIDプリンター、ラベル自動印字貼付機、ソフトウェア、シール・ラベル、RFIDタグ、ハンドラベラー等)の企画、開発、設計、製造、販売、保守。バーコードリーダー、RFIDリーダー、自動貼りロボットなど他社周辺機器を組み合わせた総合的なソリューションの企画提案。