まちづくりスタートアップNEWLOCALが小松DMCと「株式会社小松企画」設立

更新日: 2025年05月02日 /提供:NEWLOCAL

小松の風土に根差した持続可能なまちづくりへ


左:株式会社小松企画 代表取締役 石崎 陽之、右:同 取締役 石田 遼

まちづくりスタートアップ 株式会社NEWLOCAL(所在地:東京都中央区、代表取締役:石田遼、以下、NEWLOCAL)は、2025年4月18日に、石川県小松市のまちづくり会社である株式会社小松DMC(石川県小松市、代表:石崎陽之、以下、小松DMC)と合弁会社 株式会社小松企画を設立しました。

■小松市について

石川県小松市は、九谷焼や町衆文化をはじめとする多彩な伝統文化に彩られたまちです。城下町の風情を残す町並みや港町の歴史が今も息づき、暮らしの中に根ざした独自の美意識が育まれてきました。近年、小松市では北陸新幹線の延伸や国際空港の活用など、ハードインフラの整備が進んでいます。これにより、観光やビジネスを通じた交流人口の拡大が期待される一方で、地域のアイデンティティをどう活かすかが問われています。

■小松DMCとNEWLOCALが立ち上げる「株式会社小松企画」設立について

この機運を活かしまちづくりをさらに加速していくために、NEWLOCALと小松DMCは合弁で株式会社小松企画を設立しました。小松DMCが持つ地域ブランディングとコンテンツの編集の知見・ビジョン、そしてNEWLOCALの日本全国でのまちづくりの知見を融合させることで、私たちはこのまちの「創作的な日々」をかたちにしていきます。多様な人が交わり、文化や暮らしが生まれ続ける場と仕組みをつくり、小松の風土に根差した持続可能なまちづくりを実現していきます。




■小松企画の構想について

小松市の複数ゾーンにおいて同時多発的に取り組みを進め、地域のプレイヤーとも連携を進めることでエリア全体の魅力を向上します。

1.城下町・駅前ゾーン
歴史的資源の集積する城下町・駅前エリアを分散型ホテルとして、町家をリノベーションした1棟3室の宿泊施設を2025年夏オープンするのを皮切りに段階的に開発。地域コミュニティの核となる滞在施設(カフェ+宿等)を整備し、段階的に開発を進めていくことで宿泊機能を拡充。

(C)石川県観光連盟


2.安宅・港町ゾーン
2025年夏に、インバウンド富裕層も誘客可能な、北前船の元廻船問屋のお屋敷を高単価宿として改修しオープン予定。九谷焼などの地域文化に触れられる体験コンテンツ・ギャラリーなども整備。地域の飲食事業者と連携することでローカルガストロノミーを実現。段階的に増室を計画。




■小松企画の宿泊事業を牽引する支配人募集

現在、2施設の支配人を募集しています。
小松企画では今、私たちとともにこのまちの新たな魅力をつくり、宿泊施設の旗振り役として牽引してくださる支配人ポジションを募集しています。
小松市内の城下町と安宅・港町、それぞれで歴史ある古民家を改修し2棟・6室の宿からプロジェクトは始まりますが、今後はまち全体の広がりを見据え、宿泊・観光の中核を担う役割です。
地域の文化や人と深く関わりながら、小松のこれからを共に形にしていく。この挑戦に、ぜひ参加してください。
詳しくは下記の募集ページをご覧ください。
▼【小松企画】宿泊施設 支配人 募集要項
https://www.wantedly.com/projects/2056264




■株式会社小松企画 経営陣について



代表取締役 石崎陽之
1989年生まれ。石川県能美市出身。横浜国立大学を卒業後、北陸銀行に入行。札幌、東京での法人ファイナンス業務を経て、政策研究大学院大学にて全国の官民連携・地域ビジネスについて調査研究。その後、本部地域創生部にて北陸エリアを中心とした全国の多様な地域活性化ビジネスプレイヤーに出会い、その熱意に触発され、30歳を契機に銀行で協業していた地域創生のスタートアップである(株)NOTE入社。全国のまちづくりに関わる中、地元への想い・ローカルプレイヤーへの想いが強くなり、小松市にて(株)小松DMCを設立し、官民連携にて地域資源を生かした社会課題解決に向けた地域ビジネスを実践している。






取締役 石田遼
1986年東京生まれ。建築設計、経営コンサルタント、不動産IoTスタートアップと様々な立場からまちづくりに関わる。2022年 株式会社NEWLOCAL創業。「地域からハッピーシナリオを共に」をミッションに日本各地で不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指す。現在は長野県野沢温泉村・御代田町、秋田県男鹿町、京都府丹後地域、石川県小松市で展開中。半分は東京、半分は各地を飛び回る生活。




<代表取締役 石崎陽之 コメント>
小松市は石の文化や、白山信仰、加賀前田家の文化も色濃く残り、城下町や北前船の寄港地としての町並みも残っています。地域で紡いできた九谷焼や食文化、町衆文化、勧進帳に由来する歌舞伎の文化など、100年先に繋いでいきたい暮らし文化があります。小松市は北陸新幹線延伸を契機として、官民で様々な事業が動き始めています。小松DMCとしても多様なステークホルダーの皆さんと「小松らしさ」をテーマにした観光まちづくり事業に取り組んできました。ただ、まだまだ地域に必要なノウハウ、小松の地域の皆さんがチャレンジしたいことが多くあります。今回石田さん率いるNEWLOCALチームの皆さんと、小松企画を通して新しい取組みにチャレンジできることにワクワクしています!


株式会社小松企画 概要

社名:株式会社小松企画  
所在地:石川県小松市龍助町29ー1
代表者:代表取締役 石崎 陽之
取締役:石田 遼
設立日:2025年4月18日
株主:株式会社NEWLOCAL・株式会社小松DMC
事業内容:・施設の企画、開発、運営
     ・小松エリアのブランディング・エリアマネジメント
     ・その他不動産事業、コンサルティング事業

株式会社小松DMCについて

株式会社小松DMCは、2024年に小松市・JR西日本・ジェイアール西日本コンサルタンツ・JR西日本イノベーションズ・株式会社NOTEによる「小松市の地域活性化に向けた持続可能なまちづくりに関する連携協定」をもとに設立しました。小松市が掲げる「小松を明るく、にぎやかに!ウラ日本の魅力発信」を実現すべく、官民連携で、小松の日常の中できらめく創作的な体験を観光客や小松市民に届け、豊かなまちをつくっていきたいという想いから「Komatsu Creative Days」をコンセプトとして、空き家再生やガストロノミーツーリズム、産業振興など様々な切り口でまちづくり事業に取り組んでいます。

株式会社NEWLOCALについて

“地域からハッピーシナリオを共に”をミッションに掲げるまちづくりスタートアップです。不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指しています。2025年4月現在、野沢温泉・御代田・男鹿・丹後、小松の5つの地域で展開しており、2027年までに10地域への拡大を目指しています。
代表者   : 代表取締役 石田 遼
所在地   : 東京都中央区日本橋小舟町14-7 SOIL Nihonbashi 401
設 立   : 2022年7月
事業概要  : 建築、不動産、エリア開発の企画、開発、運営およびコンサルティング
        まちづくり、地域活性化についてのコンサルティング
        地域商社の設立、経営および運営
URL    : https://www.newlocal.co.jp/

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