日本中、そして世界から集う観光客に食を通して松本の魅力を発信するRYOZO VISION株式会社(本社・長野県松本市、代表・猿田伸幸、以下「RYOZO VISION」)は2025年5月2日、代表の猿田が青春期を過ごした地元・松本に「居酒屋 農人(のうと)」をオープンいたします。

これまでは「All Day “TONOSAMA” Breakfast」(毎日、殿様のような朝食を楽しめる)をコンセプトに、松本の食材にこだわった朝食、昼食、そして水曜限定でディナーを提供してきました。こうした取り組みが大変好評をいただいたことから、これまでの朝昼の営業に加え、夜の営業を拡大して「おとなが地元の食材を楽しめる居酒屋」として、リニューアルオープンすることにしました。
リニューアルにあたり、フレンチやアジアンレストランの有名店でキャリアを積んだ土江真司を新たに料理人として迎え、信州料理家・竹下涼とコラボし、新たなメニューを開発していきます。定番の人気居酒屋メニューにフレンチやアジアンの技法を駆使した、オリジナリティ溢れる料理をご提供します。
また、地元でもなかなか手に入らない数量限定のワインや日本酒も提供し、「松本でしか楽しめない味わい」を提案します。春は山菜、夏は夏野菜など信州の今を楽しむ1品とともに楽しむドリンクメニューには、松本・信州地域のワインや日本酒を取り揃え、土地の個性を感じられるラインナップに。料理とのペアリングも含め、地域の魅力を五感で楽しめる空間を提供します。
地元・信州の食材で生み出す代表的なメニュー

居酒屋 農人名物安曇野放牧豚のメンチカツ 800円(税別)
粗挽きの安曇野放牧豚を使った食感も楽しめるメンチカツ。生胡椒の華やかな香りと信州の大自然で育った豚の旨みが詰まったひと品。お土産としてテイクアウトも可能です。

季節の炊き込み土鍋ご飯 1,500円(税別)
農人名物土鍋ごはんに季節の食材を使った炊き込みご飯が登場。北アルプスの麓で育てられたコシヒカリと旬の食材を一度にお楽しみいただけます。

山麓牛のロースト 2,800円(税別)
長野県産牛の旨味をしっかりお楽しみ頂けるひと皿。和のテイストのある赤ワインソースと旬野菜と共にご提供。地酒、地ワインと共にお楽しみください。

平飼い卵と4種のだしのだし巻き玉子 700円(税別)
農人で好評頂いているだし巻き玉子を焼きたてでご提供。発酵飼料で育った平飼い卵と4種の出汁の旨味のお楽しみ頂けるひと皿です。

藤屋わさび農園のワサビ田サーモンマリネ 1,200円(税別)
ピュアな味わいのワサビ田サーモンと宮内庁御用達の安曇野わさびを存分にお楽しみいただけます。
料理人プロフィール
土江 真司(つちえ しんじ)
エコール辻東京フランス・イタリアマスターカレッジ、辻調グループフランス校を卒業。LODGE BISTRO SARU、azur et masa ueki(スーシェフ)などを経て、タイを代表するレストランで東京・麻布台ヒルズに初進出を果たしたSAAWAAN BISTRO日本店ヘッドシェフとして活躍。この度、満を持して農人に参加。
<土江真司(左)と信州料理家・竹下涼(右)>

店舗概要
名称:居酒屋 農人
住所:松本市中央3-3-5
電話: 050-8880-7693
URL: https://note-matsumoto.jp
営業時間: 18:00~23:00(LO.22:30)※木曜定休
会社概要
RYOZO VISION株式会社
所在地:長野県松本市城東2-7-3
代表:猿田伸幸
代表・猿田は長野県松本市の長野県松本深志高等学校を卒業後、東京工業大学物理理学科に入学しました。卒業後は、在学中からアルバイトで働いていたグローバルダイニングに入社。店長やエリアマネージャーを務め、飲食店の運営やプロデュースを手掛ける株式会社Rootを創業しました。
「品数を徹底して絞り込む」「個店展開にこだわる」「独自の数値管理」など理系出身の強みを活かした独自の飲食店経営手法で「Fresh Seafood Bistro SARU」、「thalee ling」、そしてこの夏にオープンした「FRECKLE donuts」といった店を、東京・渋谷区や目黒区といった飲食激戦地で人気店に育てあげることに成功しました。
その人気ぶりは、日本テレビ『ZIP!』やフジテレビ『めざましテレビ』など、数々の全国放送のメディアでも取り上げられています。
自身が東京で培ってきた飲食店の成功ノウハウを、なんとか故郷の発展のために活かしたい。そんな長年の猿田の夢を実現させるべく、誕生しました。
社名は、松本城を守ったことで知られる市川量造氏に由来しています。明治維新によって、松本城は棄却されそうになります。量造氏は「城がなくなれば松本は骨抜きになる」と訴え、先祖伝来の蔵書を売るなどして、松本城の購入資金を工面します。
さらに松本城で博覧会を開催し、その入場料などが当てるといったアイデアで、買い戻しを成功させます。こうして国宝・松本城は、現在にその姿を残すことになったのです。
私たちが目指す「歴史、自然、伝統、文化にエンターテイメントを掛け合わせ、松本の文化を受け継ぎ、発展させる」というビジョンは、まさに150年前に市川量造氏の志から発想を得ています。
「令和という時代にもし市川量造氏が生きていたらどんなビジョンを描くのだろうか」
そんな想いを込め、社名をRYOZO VISION株式会社と名付けました。
代表・猿田と共に取り組むのが、やはり長野出身で取締役の信州料理家・竹下涼です。松本の高校を卒業後、県内レストラン、ホテル、カフェにて料理人として研鑽を積み、その傍ら地域の生産者様との交流を重ね、地域の歴史を学びながら、信州の魅力を表現する料理家として一歩を歩み始めました。
長野、さらに松本市の魅力をもっと多くの方に伝えたい。そして、もっと松本を楽しんでもらいたい。さらに長野の歴史、伝統、文化、自然を大切に守りながら、自分たちが積み重ねてきた外の世界の経験を掛け合わせた、新しい世界観を生み出したい。
そんな想いを込めて、今回の「居酒屋 農人」をはじめとした事業を展開していきます。