株式会社グリーンズ(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:村木雄哉、証券コード:6547)は、2022年12月に開業した「グリーンズ四日市ビル」が、第36回日経ニューオフィス賞中部ブロックにおいて、応募総数132件の中から「中部ニューオフィス推進賞」を受賞いたしましたことをお知らせいたします。
株式会社グリーンズは、2022年10月、本社オフィスとホテルからなるグリーンズ四日市ビルを竣工いたしました。2階から5階は本社オフィス、6階から13階はホテル(コンフォートホテル四日市)、1階はテナントで構成されています。事業環境の変化に対応すべく、中期経営計画「GREENS JOURNEY 2025」で掲げた「レジリエントな企業として新しいステージへ」を基本方針に、1.働き方・業務・新しい取り組みに応じた環境・空間2.本社・拠点間のインタラクティブなコミュニケーションを実現3.グリーンズとして地域に開かれた安心で魅力ある環境構築、の3つをコンセプトとして、「本社オフィスと事業所の一体化による“実践的な価値創造拠点”」の実現を目指しました。
設計施工:株式会社竹中工務店、コクヨマーケティング株式会社
「グリーンズ四日市ビル」デザインのポイント
ビル全体を「まなびの杜」として樹々に見立て、吹き抜け部分を大きな幹とし、各フロアを枝が伸びるような構成になっています。スキップフロアを設ける事で空間の一体性を生み出し視覚的な接点も創出します。エントランスから見上げると学びの情景を共有でき、教育研修に対する社員の意識向上に着目し、研修や教育に限らず社員同士、来訪者も含めたコミュニケーションの向上や一体感を醸成できる内部空間構成となっています。
<多様な研修スタイルに対応する“まなびLounge”“まなびStudio”>
“まなびLounge”では基本的なスクール形式での研修のほかに、車いすを使用したサービス介助研修など、多様な研修スタイルに対応します。個室の“まなびStudio”も一体的に利用することができます。
<本社とホテルの“一体化の拠点”ならではの仕組み>
オフィスフロアと上層階のホテルフロアの一体化により、本社で生み出されたアイデアを実証実験可能なフラッグシップホテルが併設しており、トライアルの検証結果を、スピード感をもって他店舗へ展開するサイクルを生み出しています。
<周辺地域とのかかわりと積極的な貢献>
前面道路に接する外部空間には、植栽の施されたテーブル・ベンチを設置し、誰でも利用できるテラス空間を整備しました。これは、民間事業者として三重県で初めて、賑わいの創出や都市の魅力向上を促進する「まちなかウォーカブル推進事業」に採択されました。
<環境への配慮>
グリーンズ四日市ビルは、CO2排出量ゼロ電気「三重美し国Greenでんき」を採用しています。
「三重美し国Greenでんき」は、三重県内に立地する櫛田川や宮川などの水系にある水力発電で発電された電気に対して、同発電所に由来する環境価値を活用する事でCO2排出量をゼロにした電気です。
■日経ニューオフィス賞とは
ニューオフィスづくりの普及・促進を図ることを目的に、創意と工夫を凝らしたオフィスを表彰する賞です。快適かつ機能的なオフィスを整備するために、また、感性を刺激し、創造性を高めるために、加えて知識資産や情報の運用管理のために、どのようなオフィス・コンセプトに基づき、どのような具体策が施されているか、そしてどのような効果を上げているかが、審査の視点とされています。
日経ニューオフィス賞HP:https://www.nopa.or.jp/prize/index.html
■株式会社グリーンズについて
株式会社グリーンズは、45ヵ国以上7,400軒以上のホテルチェーンのグローバルブランドを擁する「チョイスブランド」と、60年以上のホテル運営の実績をもつ「オリジナルブランド」とのシナジーで、中間料金帯ホテルチェーンで唯一全国展開に成功しています。
「TRY!NEXT JOURNEY ~新たな旅に踏み出そう~」を経営ビジョンに掲げています。
グリーンズグループの2030年CSR宣言
~「環境にも人にも優しいホスピタリティあふれる企業」を目指します~
「地域社会への奉仕と貢献」を企業目的の1つとし、地域に密着した社会貢献活動や事業を通じての環境活動などを行っています。企業の社会的責任を果たし、半世紀以上にわたり培った地域における信頼をさらに盤石なものとすべく今後も真摯にCSR活動に取り組んでまいります。グリーンズグループのCSR重点テーマの実現を通して、SDGs(持続可能な開発目標)の実現にも寄与してまいります。URL:https://www.kk-greens.jp/
事業内容:ホテル・レストランの経営、その他付帯する業務