カンロ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:村田 哲也、以下 カンロ)は、中期経営計画 2030で掲げる事業戦略の一つである「グローバル事業の拡大」を加速させるため、米国現地法人Kanro America Inc.を設立することを決議いたしました。登記は2025年5月末日までに完了する予定です。
カンロはグローバル事業の拡大を推し進めるにあたり、大きなグミ市場を有する米国に本格参入し、日本発の菓子ブランドとして、日本におけるグミの売上トップブランド※である「ピュレグミ」の輸出を拡大します。現地法人であるKanro America Inc.設立により主体的な営業・マーケティング活動を展開し、2030年までに海外売上比率を大幅に高める計画です。
※株式会社インテージSRI+ グミ市場 2023年10月~2024年9月累計販売金額ブランドランキング
《米国での販路拡大の営業活動を目的に展示会へ出展》
2025年6月に米国・ニューヨークにおいて開催される「Summer Fancy Food Show 2025」は、米国東海岸最大級の高級食品見本市です。1月の「Winter Fancy Food Show 2025」に続き出展し、ピュレグミブランド商品の商談を進め、米国での販路拡大を目指します。

2025年1月 「Winter Fancy Food Show 2025」 出展時カンロブース
展示会名:「Summer Fancy Food Show 2025」
開催地 :米国・ニューヨーク
会期 :2025年6月29日~7月1日
会場 :The Jacob K. Javits Convention Center
■「Kanro America Inc.」概要
社名 :Kanro America Inc.
登記州 :米国デラウェア州
設立時期:2025年 5 月(5月末日までに登記完了予定)
事業内容:菓子の輸入販売、広告宣伝、販売促進、顧客サポート ほか
■「カンロ株式会社」概要
社名 :カンロ株式会社
代表 :代表取締役社長 村田 哲也
所在地 :東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
東京オペラシティビル37階
創業 :1912年(大正元年)11月10日
事業内容:菓子、食品の製造および販売
上場市場:東証スタンダード市場(証券コード2216)
URL :コーポレートサイト https://www.kanro.co.jp/
KanroPOCKeT https://kanro.jp/
当社は1912年の創業以来、社名になっている「カンロ飴」を始め、菓子食品業界で初ののど飴となる「健康のど飴」、ミルクフレーバーキャンディ市場売上No.1ブランド※1「金のミルク」、大人向けグミの先駆けでありグミの売上トップブランド※2である「ピュレグミ」など、生活者の皆さまから愛される商品を創り続け、成長してまいりました。直営店「ヒトツブカンロ」では、「ヒトからヒトへ つながる ヒトツブ」をコンセプトにキャンディの魅力を発信しております。
2025年2月、「中期経営計画2030」を策定し、新たに「Kanro Vision 2.0」を定めました。「Kanro Vision 2.0」は、企業パーパス「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」の下、ビジョン「Sweetな瞬間を創り続けることで人々と社会に笑顔を。」と4つのバリュー「Sweet な瞬間を創造する」「事業基盤を変革する」「未来へ紡ぐ」「創発的な組織の更なる進化」からなり、今後の当社の進む方向性を示したものです。
国内グミ事業を中心に更なる成長を実現するとともに、持続的成長のための事業領域拡大・ビジネスモデル拡張を進め、事業を通じて社会課題の解決に寄与しながら、企業価値を向上させることで、人と社会の持続的な未来に貢献してまいります。
※1株式会社インテージSRI+ ミルクフレーバーキャンディ市場 2023年4月~2024年3月累計販売金額ブランドランキング
※2株式会社インテージSRI+ グミ市場 2023年10月~2024年9月累計販売金額ブランドランキング
■パーパス 「Sweeten the Future ~心がひとつぶ、大きくなる。~」

カンロは、2022年、企業パーパス「Sweeten the Future ~心がひとつぶ、大きくなる。~」を定めました。変化が激しく、先行きが不透明・不確実な時代の中、カンロがこれまで歩んできた道程を確認の上、自分たちの未来への想いを言語化したものです。糖から未来をつくり、糖の力を引き出す事に挑み続けてきたカンロが企業活動の中で培った技術をさらに進化させることで、 「心がひとつぶ、大きくなる。」瞬間を積み重ねて人と社会の持続可能な未来に貢献してまいります。