【新発売】「くるめる」誕生！キャラメルの奥深い味×香ばしいくるみ──無添加素材が織りなす、こだわりの焼菓子。地域と笑顔を包む想いを込めた、贈り物にも最適な逸品。…

掲載日： 2025年03月12日／提供：社会福祉法人征峯会

就労継続支援B型事業パン工房しらとりと、障がい者支援施設「ピアしらとり」がコラボした新作焼菓子「くるめる」。アート活動から生まれた個性豊かな作品が、パッケージに洗練された彩りを添えています。

ひとくちの贅沢、心ほどける味わいーサクサクと香ばしいバター生地に、たっぷりのクルミを包み込んだ濃厚キャラメル。ほろ苦さと甘さが織りなす、洗練された味わいをお楽しみください。

■開発の背景と想い
新作焼菓子「くるめる」は、エンガーディナーのようなキャラメルナッツ菓子ですが、開発当初は焼き上げの際にキャラメルが飛び出してしまう課題や、キャラメルの煮詰めすぎで苦くなりすぎたり、甘さだけが際立ったりといった問題がありました。何度も試作を重ねては失敗を乗り越え、煮詰め方と焼き方のバランスを探り続ける中で、「創意工夫」の精神が生かされ、コクのあるキャラメルと香ばしいくるみが絶妙に調和したお菓子へとたどり着きました。

■就労継続支援B型事業とは
就労継続支援B型事業とは、障がいのある方が無理のない形で働く経験を積み、収入を得ながら社会参加できるよう支援する事業です。仕事を通して社会とかかわり、成長し、周囲から認められることは、心身ともに豊かな生活を送る基盤となります。事業所の使命は、そうした機会や環境を整え、一人ひとりが持つ“得意”を活かして地域に貢献できる商品づくりなどに取り組みながら、働いた分の工賃がより多く得られるようサポートすることです。
パン工房しらとりでは、一人ひとりが持つ”得意”を大切にしながら、結果として工賃向上につなげることを目指しています。

厳選素材を使用、しっとり濃厚。ひとつ、ひとつ、またひとつ、まごころこめて。

■商品名「くるめる」に込めた想い
「くるめる」という名前には、“くるみ”と“キャラメル”の素材そのもののほかに、「縁ある人をくるむ」縁ある人とは、縁あって働いてくださっている職員さん、縁あって利用してくださっている利用者様、縁あって一緒の地域に暮らしている地域の皆様、その”縁ある人”の「笑顔をくるむ」という願いが込められています。多様な仲間が力を合わせて仕上げるお菓子の中に、地域への感謝と、誰かの笑顔を包み込む優しさが詰まっています。
■多様な”得意”が集まる工房
パン工房しらとりでは、じっくり一つの作業に没頭することが得意な人、数字やパターンを覚えるのが得意な人、決まった手順を大切にするのが得意な人など、さまざまな特性を持つメンバーが日々働いています。
「最高の笑顔をあなたに」という合言葉のもと、みんなが自分の役割を見つけ、得意を生かすことで、生産性と品質を両立したお菓子づくりを実現しています。
■NODDとのコラボレーション
本商品は、福祉デザイナーユニットNODDとの協働により、障がい者アートが彩る華やかなパッケージを採用しています。お土産やギフトとして大切な方にお渡しいただけるよう、見た目にも温かみと楽しさを感じられるデザインが特長です。じっくりと手仕事で生み出した焼菓子と、アーティストたちの豊かな感性が合わさることで、「くるめる」にはより深い物語が宿りました。
https://www.nodd.jp/

合同会社グリップグラップ代表仲西亮平（写真右）副代表寺門誠（写真左）

アートで包み込む“くるめる”の想い社会福祉法人征峯会（せいほうかい）の障がい者アートをもとに、多様な個性が重なり合い、ひとつの美しい表現へと結実したパッケージです。

■製品概要
・商品名：くるめる
・内容：くるみとキャラメルをバター香る生地で焼き上げた無添加焼菓子
・発売日：2025年3月12日
・販売場所：
　・パン工房しらとり店舗　https://seihoukai-group.jp/facility/facility-16?post_id=16
　・茨城県筑西市道の駅「グランテラス」
　・オンラインショップ
　　https://my-site-103881-105257-shiratori.square.site/
・パン工房しらとり直営店舗価格：1,100円（税込）
・用途：ちょっとした手土産、ギフト、自分へのご褒美に
■作品・作家紹介

田中みや子さん：指定障害者支援施設ピアしらとりに所属。柔らかなタッチで、犬や猫、馬、花などを描く。クーピーを使い、色彩を重ねて鮮やかな作品を生み出す。

渡辺淳一郎さん：指定障害者支援施設ピアしらとりに所属。毎日の制作活動で繰り返し円を描き続け、徐々に人の顔も描くように作風が変化していった。青や緑などの寒色を用いた重なり合う円はどこかモダンな雰囲気がある。

野澤範夫さん：指定障害者支援施設ピアしらとりに所属。　ロボットや大好きな人たちを、独自の作風とカラフルな色彩で描く。カラーボールペンを使用した作品が多く、時間をかけて緻密に塗り重ねることで色面を描き出している。絵に近づきよく見ると大きなうねりのようにボールペンの筆跡が重なっているのがわかる。その筆跡のテクスチャが、平面的な作風でありながら色彩に深みを感じさせる一助となっている。

■くるめるがもたらす笑顔
原材料の高騰という困難を乗り越え、何度も試作を重ねながら完成した「くるめる」は、じんわりと広がるバターの香りと、くるみとキャラメルの濃厚な風味が魅力です。多様な“得意”を持つ仲間たちが力を合わせたからこそ実現した深い味わいと、無添加ならではの安心感が、日々の暮らしや特別な日の贈り物に笑顔を添えます。
「創意工夫」と「人を愛する」精神を持つ私たちは、良質な福祉を追求して日本全国へと発信し、工賃向上によって社会づくりに貢献したいと考えています。この「くるめる」を通じて、少しでも多くの方が笑顔になり、あたたかな気持ちが広がることを願っています。

【販売場所】
就労継続支援B型事業　パン工房しらとり