100名以上の地元学生のアイデアから選ばれた「ビフィズス菌入りヨーグルトと地元食材を使用したレシピ」最優秀賞は・・・「さっぱりヨーグルトソースで食べるカツオの刺身」に決定…

更新日: 2025年01月30日 /提供:森永乳業

~産官学連携 宮城県民の健康課題に本気でチャレンジプログラム~

森永乳業株式会社、宮城学院女子大学、株式会社ヨークベニマル、株式会社魚国総本社、宮城県は、5者による産官学連携の取組 として、ビフィズス菌入りヨーグルトと地元食材を使用し、宮城県民の健康課題解決 のための、腸活をはじめとした健康レシピづくりを核としたプログラムに取り組んできました。
このたび、この取組みに関する発表会を1月29日(水)に宮城学院女子大学にて行い、 同大学の100名以上の生活科学部食品栄養学科1年生が考えた114レシピの中から、最優秀賞1品、優秀賞2品、森永賞1品の計4品が選出されましたので報告いたします。


最優秀賞  「さっぱりヨーグルトソースで食べるカツオの刺身」  遠藤 佳奈子さん

優秀賞 「~脱・過剰塩分!1パックのヨーグルトから3つの副菜~」 高橋 世里菜さん
優秀賞 「手軽に栄養摂取!タコライス!」  門馬 晴香さん
森永賞 「クリームチーズ風ヨーグルトのピザトーストと飲むヨーグルト.」 佐藤 未藍さん


      左から 門馬さん(優秀賞)、遠藤さん(最優秀賞)、高橋さん(優秀賞)、佐藤さん(森永賞)


審査員からは高い評価
発表会当日は、最終審査に残った15名が4分という限られた時間の中で、関係者も含め130名を超える参加者を前に熱い想いを伝えるプレゼンテーションを行い、会場内は熱気で包まれていました。審査員の講評では、「1年生ながらレシピを考えるレベルの高さに感動した」、「どのレシピも工夫されている。レシピの特徴として栄養面から考えられているのはさすが」、「甲乙つけがたいくらいどのレシピもすばらしく、点数は僅差だった」など高評価。


講義や自分で調べたことを通して
また、審査員からは「今回のお題に含まれていたビフィズス菌や腸内フローラの理解が進んでいることが実感できた」、「地元の食材を使うことはその土地の生産者の支援にもなる。将来につながる取組みになっている」、「管理栄養士に大切な対象者の視点で考えられていた」など今回のプログラムを通しての学生の皆さんの成長や社会への貢献への期待が感じられるコメントもありました。どんな健康課題に向けて取り組むのか、その解決のためには何が必要なのか、自らが考え抜いき、たくさんの素晴らしいレシピが生まれました。


★最優秀賞  「さっぱりヨーグルトソースで食べるカツオの刺身」  遠藤 佳奈子さん 



<材料>2人分
ビヒダスヨーグルト 80g
かつお 160g
たまねぎ 140g(3/4個)
しそ(葉)  4g(6枚)
こいくちしょうゆ 小さじ2(12g)
わさび(練り) 4g(チューブ4cm)
穀物酢  大さじ2(30g)
食塩 ふたつまみ(1g)


<作り方>
1. たまねぎは繊維に平行に薄切りにして酢と食塩に漬ける。
2.しそは重ねて丸めてからせん切りにする。
3.かつおは食べやすい大きさに切る。(刺身用に切ってあるものでも可)
4.ヨーグルト、しょうゆ、わさびを混ぜてヨーグルトソースをつくる。
5.皿にたまねぎ、かつお、ヨーグルトソース、しその順に盛り付ける。





(遠藤さんより)
テーマは「ヘルシーだけど大満足」。脂質を抑えてヘルシーでありながら、たんぱく質はしっかり摂取して満足度の高い主菜を目指しました。カツオは低脂質高たんぱくだけでなく、宮城県気仙沼市が水揚げ量において日本一。また、ヨーグルトのビフィズス菌は熱に弱いので生きたまま使うことを意識しました。健康課題解決のためにぜひ宮城県の皆さんに食べて欲しいです。






★優秀賞 「~脱・過剰塩分!1パックのヨーグルトから3つの副菜~」  高橋 世里菜さん



(高橋さんより)
社会課題については、減塩に取り組むためのきっかけ作りを意識しました。カンタン・作りやすい・時短。塩分の高い調味料のかわりにビヒダスヨーグルトを使用しました。減塩しながら腸内環境も整えることができるレシピ3品を考えました。また、今回のプロジェクトでは、1年生でも考えて発表する機会がもらえてうれしかった。自分の成長のためにもなりました。




★優秀賞 「手軽に栄養摂取!タコライス!」 門馬 晴香さん





(門馬さんより)
給食がない日の子どもの栄養不足に注目しました。共働き家庭が多い今、料理する時間も限られ、給食の牛乳の栄養が補えていないのが実状。自分自身も栄養面で牛乳は重要であると思いながらも、自分自身も苦手なため、その栄養をヨーグルトからも摂取できるようなレシピにしました。タコライスは、時間がかからず、誰でも簡単に作ることができ、栄養も豊富です。トマトは福島県産、サニーレタスは宮城県産のものを使用しています。





★森永賞 「クリームチーズ風ヨーグルトピザトーストと飲むヨーグルト.」 佐藤 未藍さん



(佐藤さんより)
健康課題は、「時間がないことによる朝食欠食者の増加」。そのために、簡単に調理できること、食べやすいことを意識しました。非加熱でヨーグルトの料理は難しかったですが、朝食にぴったりなトーストにしました。“ぬる”、“焼く”、“のせる”の3工程のみ。また、ヨーグルトとトマトで栄養素の補完もできます。健康のために宮城県民の皆さまにぜひ食べて頂きたい朝食メニューです。


今回の発表会で紹介されたレシピは、2025年春以降、森永乳業のWEBサイトやヨークベニマルの店舗での情報発信、魚国総本社が運営する宮城県庁の食堂や施設給食などでのメニュー提供などを通じて広くご紹介し、県の皆さまをはじめ多くの方々の食を通じた健康課題の解決に貢献してまいります。

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