脱炭素先行地域「みなとみらい21地区」で「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始

掲載日: 2025年01月29日 /提供:サントリー食品インターナショナル




サントリーグループは、横浜市と「一般社団法人横浜みなとみらい21」と協働し、「みなとみらい21地区」の対象施設で集められた使用済みペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1の実証実験を昨年1月より行い、地区の資源循環を推進してきました。今回、事業の本格運用に伴い、「一般社団法人横浜みなとみらい21」にて新たに実施された事業者公募に、サントリーグループが選定されました。サントリーグループと「みなとみらい21地区」等の23施設が地域一体となり、1月29日(水)より、本格的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを開始いたします。
※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと

●本取り組みについて
サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をわたしたちの目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。

昨年1月の実証実験では、巡回一括回収による輸送の効率性を確認できた一方で、飲み残しを含んだペットボトルが散見されるなど回収するペットボトルの品質に課題がありました。この結果を踏まえて、本格実施にあたっては新たにポスターやサイネージなどを活用し、地区の就業者・来街者・市民の皆さまにペットボトルのきれいな分別を促します。

●「ボトルtoボトル」水平リサイクルに向けたオリジナル啓発ツールの展開
今回の取り組みでは、「ボトルtoボトル」水平リサイクル推進に向けて、就業者・来街者・市民の皆さまに1.飲みきる(飲み残しをなくす)2.キャップ・ラベルをはずす3.それぞれのリサイクルボックスに入れることを啓発していきます。
このようなペットボトルのきれいな分別を呼び掛けるための啓発ポスターやデジタルサイネージなどを「みなとみらい21地区」の複数箇所に掲出し、地区の就業者・来街者・市民の皆さまに分別を促進します。



サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。

2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材等を使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。

※2 メカニカルリサイクルとして
※3 協栄産業(株)など4社で共同開発

▼サントリーグループの「ボトルtoボトル」水平リサイクルの取り組み
https://www.suntory.co.jp/company/csr/env_circular/recycle/

▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリーお客様センター https://www.suntory.co.jp/customer/


                                        以上

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