【岐阜県高山市】幻のそば「荘川寒ざらしそば」の浸水作業が始まりました。水揚げ作業は1週間後

掲載日: 2025年01月22日 /提供:高山市

極寒の荘川地域で作られる幻のそばを美味しくするため、浸水・水揚げなどの作業を行います

本州有数の寒冷地である高山市荘川町の特産品「飛騨高山荘川そば」。美味しいそばにするため、そばの実を水に浸す浸水作業と水揚げ作業が今年も行われます。
二十四節気で寒さが最も厳しくなると言われる大寒の頃、「飛騨高山荘川そば」のそばの実(玄そば)400kgを、荘川町内を流れる一色川(いっしきがわ)を源流とする農業用水路の流水に約一週間浸します。水揚げ後、棚に干して寒風に1ヶ月程度さらすことで、凍結と乾燥を繰り返します。この作業により雑味の抜けた甘みのある「荘川寒ざらしそば」が出来上がります。
荘川の気候を活かした特産のそばを盛り上げようと始めた「寒ざらしそば」は今年で18年目を迎え、毎年多くのそばファンのお客様から好評をいただいております。
「荘川寒ざらしそば」は、令和7年6月に荘川町内のそば店4店舗で提供予定です。
解禁をお楽しみに!

荘川寒ざらしそば

●「荘川寒ざらしそば」作業日程
そばの実の浸水作業:令和7年1月20日(月)に終了
そばの実の水揚げ作業:令和7年1月27日(月)午後1時から
場所:一色川を源流とする水路(岐阜県高山市荘川町一色地内)

寒ざらしの様子(1)

寒ざらしの様子(2)

寒ざらしの様子(3)

●メイド・バイ飛騨高山認証品「飛騨高山荘川そば」とは
高山市荘川町は、六厩(むまや)地区を代表とする全国でも有数の寒暖差が激しくそばの栽培に適した地域で、栽培されるそばは大粒で粒揃いが良いのが特徴です。霊峰白山(標高2702m)から湧き出る水はミネラルが豊富に含まれ、その影響によるものか荘川そばにはカリウムが特に多く含まれています。荘川そばはコシが強く香りが良いことから、多くのファンに親しまれています。
また、飛騨高山ブランドコンセプトに合致する独自性と信頼性の高い地場産品を認証する高山市の制度「メイド・バイ飛騨高山」の認証を受けています。

そばの里荘川
荘川地域について荘川地域は、高山市の西側に位置し、庄川の源流として白山に連なる山々などの自然環境と美しい農山村景観を有する地域です。平成28年には荘川町全域が白山ユネスコエコパークに認定され、貴重な自然環境とそれを持続可能に活用しているモデル地域として国際的に評価されています。また、「飛騨ん爺(ひだんじい)」物語や荘川桜の移植物語、手取層群の恐竜化石、村芝居などの歴史文化を有しています。



【本件に関するお問い合わせ】
高山市役所荘川支所基盤産業課
住所:〒501-5492 岐阜県高山市荘川町新渕430番地1
電話:05769-2-2211
FAX:05769-2-2562

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