髪を結って、着物に着替えて。まずは身だしなみを整えて、若女将・若旦那に変身します。
株式会社淡路島観光ホテルが運営する「あわかん~釣りと家族の体験型旅館~」(兵庫県洲本市小路谷1053-17 代表取締役兼女将 上村早苗)は、釣りと家族の体験型旅館として、代名詞である釣り体験を筆頭に、「お子様は王様」というコンセプトで、宿泊滞在中にお子様に対する様々な体験を提供しています。
この度、新しい体験の提供を開始しております。
世界に誇る日本文化が詰まった旅館で、ホンモノの日本文化を体験できる『お子さま若女将・若旦那体験』を2024年12月から開催しております。今年1月から本格開始となります。
このプログラムは、あわかんにご宿泊の3歳から12歳のお子様に提供いたします。
https://www.youtube.com/watch?v=okqFprYoFUE
日本文化が失われつつある現代においては、旅館に宿泊すること自体が「体験」としての価値を生みます。その旅館で、伝統的な「女将・旦那」の所作やふるまいを学ぶ体験プログラムを提供いたします。女将の美しい所作、旦那の心地よい接客を学ぶことで、日本人が大切にしてきた「おもてなしの心」を肌で感じていただけます。
畳のお部屋へ移動し、ホンモノの女将に、衣装の着付けやヘアセットをしてもらったら、気分は「若女将・若旦那」です。
記念撮影をしたら、早速ご挨拶の練習から行います。
和室で座ってするご挨拶と、立ってするご挨拶を練習すると、すっかり表情まで「若女将・若旦那」です。保護者の皆様もあまりのかわいさと、いつもと違うお子様の姿に感激していただきます。
その後、練習したご挨拶を、ロビーでホンモノのお客様にしてみたり、お茶をお出しする練習をします。
そして、メインはお料理のお運びです。
ご自分のお父様・お母様にお料理をご提供することを目標に、重たい器が乗ったお盆を運びます。
一生懸命な姿は、この時間だけでも大きく成長されたことを実感できます。
見事、お料理のご提供ができた若女将・若旦那には、あわかんの女将から「若女将・若旦那 認定の証」を贈呈いたします。
開催の背景
訪日外国人観光客が、10月末で3000万人を日本史上最も早く突破した2024年度。
日本経済復活の最前線にいる、観光業・宿泊業にとって、「人材」は要です。
しかし、日本人人口の減少に伴い、労働集約型産業である宿泊業は人材不足が大きな影を落としています。
外国人材の雇用により、わずかな手当てはできるものの、やはり日本文化の表現は日本人にこそ
やってほしい分野です。
宿泊業、特に旅館業は1000年前からある産業で、若者にとっては目新しくもなく、産業としても
他業界に対し賃金でも引けを取り、魅力的に映っていないことを実感しています。
しかしながら、宿泊業・旅館業に携わっている私たちは、「この仕事の素晴らしさ」を日々実感しており、必ず継承していくべき産業であると思っています。
私たちの世代が、宿泊業界をあらゆる観点から盛り立てることが必要であり、より多くの人が宿泊業界を志していただけるように取り組みを始めたのが、今回の「お子さま若女将・若旦那体験」です。
子供の頃に憧れたものは、大人になっても追い続ける傾向にあります。
ここで「若女将・若旦那体験」をしたお子様が、20年後の私たちの業界の未来を創ってくれることを信じてこの体験プログラムの提供を開始しました。
イベントの概要
女将に変身
あいさつのお稽古
お客様をお出迎え
お客様へのおもてなし
お料理出しのレクチャー
お料理出し実践
記念撮影
記念撮影
プログラム・内容
https://www.youtube.com/watch?v=-17loXdKN60
あわかん アッパレニッポン扇子
ご参加者特典
お稽古で使用する「あわかん アッパレニッポン扇子」をプレゼント
おすすめ宿泊プラン
若女将・若旦那体験付きご宿泊プランも予定しております。
コメントあわかん(株式会社淡路島観光ホテル)
代表取締役兼女将 上村 早苗
「旅館の女将・旦那」は、遠い存在だけれど、
どこか憧れを抱くという方は少なくないのではないでしょうか。日本人にとって「日本文化」というものもまた、生活からは少し離れてしまったものの、誇りに思っている方が多いのではないでしょうか。
どちらともに感じているハードルは全て思い過ごしで、本当は身近で誰にでもできることばかり。
その一歩をお子様の頃に踏み出しておくことで、世界へ出ても、自分のアイデンティティを語れる
世界に負けない人材が育まれるものと信じています。
あわかん 女将 上村早苗