客室清掃DXプラットフォーム『Jtas』を提供するEdeyansが、ホテル基幹業務システム『NEHOPS』と『Jtas』の双方向リアルタイム連携を株式会社かりゆしの運営ホテル2施設で開始…

掲載日: 2024年12月19日 /提供:Edeyans

~清掃指示の自動作成とデータ活用でハウスキーピング業務を革新~

 株式会社Edeyans(本社:東京都中央区、代表取締役社長:片山 裕之、以下「Edeyans」)は、客室清掃DXプラットフォーム『Jtas』とホテル基幹業務システム『NEHOPS』との双方向リアルタイム連携を実現し、株式会社かりゆし(本社:沖縄県国頭郡、代表取締役社長:玉城 智司、以下「かりゆし」)の運営施設である『沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ』および『OKINAWA KARIYUSHI RESORT EXES ONNA』でサービス提供を開始いたしました。本連携により、清掃指示の自動化と業務の大幅効率化を実現し、ハウスキーピング業務の抜本的改善を達成します。



 JtasとNEHOPSのAPIを活用した双方向リアルタイム連携により、NEHOPSの予約情報がJtasに反映され、清掃指示業務が完全に自動化されます。これにより、夜勤・早番スタッフが担っていた客室清掃準備作業がゼロへと圧縮され、清掃業務全体の大幅な効率化を実現します。Jtas独自の自動化機能も活用し、各部屋の清掃指示(アウト清掃・ステイ清掃・エコ清掃)、手配品、エキストラベッドの作成・撤去、ダブルインスペクション対象部屋の指示など、客室清掃に関する様々な清掃指示を自動作成します。

 清掃中は、JtasとNEHOPSの双方向リアルタイム連携によって、タブレットを用いたインジケーター操作やインスペクションが可能です。これにより、クリーナーやインスペクターの生産性向上と客室清掃品質の可視化を実現し、データに基づく業務改善や従業員評価が容易になります。

 加えて、清掃実績が自動的にJtasへと蓄積されるため、1日の清掃数がリアルタイムで計算され、業務終了後の締め作業も不要となります。

 JtasとNEHOPSのシームレスな連携により、従来の客室清掃業務は大幅に効率化され、現場の生産性と品質向上を同時に実現いたします。
株式会社かりゆし様におけるJtas導入の背景
 Edeyansは、「世界中の宿泊を支え、感動を生む。」をコーポレートミッションに、テクノロジーを用いて客室清掃領域の生産性と労働環境の向上を目指して事業展開をしております。2021年にホテル客室清掃に参入すると同時にSaaS事業に着手し、Jtasサービスの開発・提供を進めております。


 以前にも増してインバウンドを中心に宿泊需要が高まる中、ホテルのハウスキーピング業務、特に客室清掃の領域においては人手不足や業務効率に係る課題が顕著となっています。とりわけ、ホテルと清掃間の受発注・連絡業務は紙を用いたオペレーションが主体となっており、これらの合理化は長年の業界課題でした。こうした中、Edeyansはかりゆし様とともに、単なるデジタル化に留まらない、客室清掃領域の包括的なDXによる現場オペレーションの刷新を実施することとなりました。
<かりゆしDXにより目指す客室管理の姿>
- 清掃品質を担保すること
- 人材不足の改善により売り止めを防ぎ、次年度の稼働率目標を達成すること
- DXプロジェクト第一弾として、DX推進そのものの価値を図ること
- 現場が「自分たちの力で改善を行えた」という成功体験を積むこと
- DXプロジェクトを通じて現場間のコミュニケーションを促進すること

Jtasの導入効果概要
<清掃指示作成時間をゼロに>
清掃指示書の自動作成機能により、これまで夜勤スタッフが担っていた清掃指示書の作成業務が不要となり、従業員の負荷を大幅に軽減しました。従来の紙ベースの清掃指示もタブレット上で確認できるようになり、ペーパーレス化を実現しています。
<転記ミスの完全解消・清掃不備の抑制>
JtasとNEHOPSとの双方向リアルタイム連携により、清掃指示書を人力でなく機械的に自動作成するオペレーションに変更できたため、転記ミスが構造的に発生しない体制を構築でき、指示書作成段階でのヒューマンエラーに起因する清掃不備を解消することに成功いたしました。
<電話コミュニケーション75%削減・清掃責任者の省人化>
クリーナーが業務中にタブレットを活用することで、各自でリアルタイムに清掃状況や各部屋の清掃内容を把握できるようになり、清掃責任者への電話連絡が75%削減されました。これにより、これまで清掃事務所に責任者2名体制で常駐していたところ、1名に責任者でも余裕をもって業務遂行できるようになり、他のコア業務に時間を割けるようになりました。
<AI忘れ物管理による台帳管理業務の効率化・問合せ対応の迅速化>
クリーナーがタブレットのカメラで忘れ物を撮影すると、Jtasに搭載されたAIによって被写体の特徴が分析され、品名・発見者・日時・管理番号が自動的にJtasへ登録される仕組みが整備されました。これにより、遺失物台帳の管理にかかる手間が大幅に削減され、登録作業のミスも解消されました。さらに、ゲストからの遺失物問合せ時には、写真付きでリアルタイムに状況を確認できるため、迅速かつ正確な対応が可能となり、ゲスト満足度の向上にも寄与しています。
Jtasの概要
 Jtasは、ホテル客室清掃管理に特化したSaaS型のDXプラットフォームで、スマートフォン / タブレット端末 / PCのいずれからでもご利用いただけます。
【Jtasの特徴】
- PMSと情報連携し、これまで非効率性やヒューマンエラーを引き起こす原因となっていた紙での清掃指示書や、清掃日報の作成・管理・転記などの作業をすべてデジタルに置き換えます。
- 清掃に関わる予定や手配品の追加、清掃不要部屋の共有などのあらゆるコミュニケーションをデジタルで一元管理します。予定変更連絡の通知はもちろん、変更履歴の閲覧・既読未読管理・対応完了報告も可能です。
- 写真を撮影するだけで忘れ物の登録・管理ができるなど、AIを活用した最先端技術を採り入れております。
- 客室清掃スタッフひとりひとりに紐付いた清掃実績データを蓄積し、「毛髪を落としがち」「スイートルームの清掃が苦手」など、個々の業務傾向を明らかにします。清掃会社へのマネジメント・指導をデータドリブンに行うことで、ホテルの規定に適合した清掃品質の実現を最短距離で達成します。
- 多言語対応しており、多国籍化が進む現場においても、言語の壁を意識する必要なくスムーズにご利用いただけます。
- 客室清掃経験のある専任コンサルタントが1ホテルにつき1名以上アサインされ、導入前の説明会開催や導入後の現地でのオンボーディング、定期的なKPI報告定例会の実施を行うことで、「現場で活用されない」をなくします。

【Jtasの主な機能】

ハウスキーピングに必要な機能がワンストップで実装されたAll-in-One型ソリューション。最先端のAI技術も駆使されており、「AI忘れ物管理機能」ではタブレット端末やスマートフォンで拾得物の写真を1枚撮影するだけで、対象物の「カテゴリ(貴重品・飲食物・衣類など)」「特徴」「拾得場所」が自動入力される。

【Jtasサービス説明資料ダウンロード】
d40554-27-0b2aa3ed3e74664f5cb70e8aaff46ddd.pdf会社概要
■株式会社Edeyans
「世界中の宿泊を支え、感動を生む。」をコーポレートミッションに、テクノロジーを用いてホテル客室清掃領域の生産性と労働環境を向上し、日本が世界に誇れる清掃サービスの発展と従事する方々の地位向上を目指して事業展開する会社です。
ホテル客室清掃DXプラットフォーム「Jtas-ジェイタス-」と、SaaSを活用したデジタル清掃サービスを提供しております。

株式会社かりゆし
かりゆしグループの核となる株式会社かりゆしは、沖縄県内でカテゴリーの異なる7つのホテルを運営しています。最高のおもてなしで、みなさまの沖縄観光をサポートします。 



【本件に関するお問い合わせ先】株式会社Edeyans
広報担当:大月
Email: pr@edeyans.com
Tel: 080-4650-6457



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