
近年、コロナウイルスによる外出自粛生活は完全に幕を閉じ、年々旅行者数が増加しています。そんな中、「宿泊施設を選ぶ」「誰かに宿泊体験を伝える」理由の1つとして「その地域ならではの体験」が徐々に重要視されてきています。
湯の杜ホテル志戸平でも、「岩手花巻ならでは」の商品の提供に力を入れています。最近では、「産地直送!!ヒカリノマルシェ」として、岩手県農家さんの新鮮な野菜を取り揃えたサラダコーナーを食事会場「Live×Buffet ヒカリノモリ」内に用意したり、1F 大浴場「天河の湯」内の既設サウナを、岩手山溶岩を使用したフィンランド式サウナ「溶岩サウナ」としてリニューアルしました。

岩手県産ワインが楽しめる「渓流ラウンジ」
游泉志だてでは、「岩手花巻ならでは」+「大人の癒しの小宿」をコンセプトにしています。全室源泉かけ流しの露天風呂完備で、豊沢川と森林を目の前にごゆっくりとお過ごしいただけます。お食事も、その時季にいちばん美味しいものを、いちばん美味しい場所から取り寄せています。半個室のダイニングで出来たてをお召し上がりいただけます。また、最近では新客室「志だてスイート」をオープン、客室内の食器は花巻市の企業のものを用意しております。ラウンジでは、岩手県産のお酒やワインをお楽しみいただけます。

客室の源泉かけ流し陶器露天風呂
この様に「岩手花巻ならでは」を追求し挑戦し続ける志戸平温泉株式会社は、次に「料理」に力を注いでいきます。その第一歩として第一回シェフコンテストを休館日に社内で開催しました。花巻の未来を背負って立つ若き調理人たちに「岩手花巻ならでは」、「志戸平ならでは」の渾身の一品を生み出してもらい、花巻市の観光と調理人の活性化を図っていきます。
【シェフコンテスト概要】
テーマ食材
調理人は下記テーマ食材を使用し一品料理を作る


審査方法
以下項目をそれぞれ10点満点で評価。合計点数で審査する。
見栄え、味、コンセプト、オペレーション、コストパフォーマンス
審査員
花巻観光協会様、北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ様、Badalone-バダローネ-様、
弊社社長:久保田剛平、ホテル料理長:小川栄司、志だて料理長:佐々木昌宏
コンテストの様子




シェフコンテストの結果、グランプリに選ばれたのは…

花巻の名豚である白金豚を柔らかく仕上げ、甘めのソースと合わせることで豚肉自体の味を存分に味わえるシチュー。地元の野菜も1つ1つ丁寧に仕込むことでソースと一体的に味わうことができる一品です。
高橋シェフの料理は今後夕食会場にて、皆様へご提供させていただきます!! お楽しみに。
その他参加シェフの一品

宮古サーモンを特殊な生地で包み、ソースには夕食会場で提供しているワインを使用。食べた時に口の中に広がるまろやかな風味とパリパリとした食感がクセになり、ワインにとても合う一品です。

高校生の時に中華料理が好きな友達2人と作った思い入れある料理をアレンジして作った回鍋肉。楽しかった高校時代を思い出して作った一品です。

川の幸である鮎を使用。鮎の皮はパリッと、身はふっくらと焼き上げ、アスパラの甘味、トマトの酸味、有馬山椒を入れたソースの香りをシュー生地で包み込んだ一品です。

宮古サーモンをレモン煮したサツマイモ、特製ベシャメルソースで包み込み、サーモンのしっかりとした味わい・旨味のある脂味を引き出した、海と山の幸を一皿で味わえる一品です。

鮎の香りと風味を最大限に生かすため、田舎ならではの甘露煮として用意。お茶漬けの出汁は昆布出汁。シンプルな出汁に味が濃い甘露煮が程よくマッチした一品です。

幅広い層に人気のチーズケーキにいちごを入れ込み、そのまま食べることの多いヨーグルトやいちごを違った味わいで楽しむことができる一品です。

朝食ビュッフェのクロワッサンをプリン生地に混ぜ、クリームを載せ、果実ソースといちごを添える。甘酸っぱさとその中にある上品な甘さを感じることができる一品です。

【代表取締役社長 久保田剛平より】
日頃のスキルやアイデアを表現する、挑戦のステージを創ること。またその挑戦から想像力とスキルを磨き、調理人としてのレベルを上げてもらいたいという想いから、本コンテストを開催しました。
思考錯誤を繰り返して創った一皿には、お客様の心をつかむ力があります。
それぞれの成長と共に、これからも岩手花巻にお越しいただくお客様へ感動体験を提供すべく、社員一同努力して参ります。
<お客様からのお問合せ・予約先>******************************
湯の杜ホテル志戸平予約センター 電話 0570-026-410 (予約受付時間 9:00~19:00)
https://www.shidotaira.co.jp/
游泉しだて予約センター 電話0198-25-3939 (予約受付時間 9:00~19:00)
https://shidate.jp/