築野食品工業「圧搾一番搾り国産こめ油」で 第54回食品産業技術功労賞を受賞

更新日: 2024年11月15日 /提供:築野食品工業

築野食品工業株式会社(本社:和歌山県伊都郡かつらぎ町 代表取締役社長 築野富美 https://www.tsuno.co.jp/) は、食品産業新聞社主催「第54 回食品産業技術功労賞」において「圧搾一番搾りこめ油」が商品・技術部門賞を受賞いたしました。



「圧搾一番搾り国産こめ油」について



米ぬかにはわずか20%の油分しか含まれず、溶剤を使わずに圧力だけで搾れるのはわずかその半分と、もともとの油分が少ないため、流通している量産品では従来、食品添加物として認められている有機溶剤を使った製法が一般的でした。当社は圧搾こめ油のニーズの高まりを受け、こめ油専業メーカーとして長年研究を重ね、江戸時代から続く圧搾製法での量産化に成功いたしました。精製工程においても、30年以上前から確立、一部実施している蒸気精製法(スチームリファイニング製法)を応用し、完全無溶剤での精製を実現いたしました。全工程において完全無溶剤で圧搾精製した国産の米ぬかと米胚芽の豊富な栄養分が凝縮された貴重な食用油です。

「食品産業技術功労賞」とは


食品産業新聞社が主催する日本の食品産業の発展に著しく貢献した企業、または個人、団体を顕彰する、食品業界の歴史あるアワードです。食品産業新聞社の創立20周年を記念して1971年に制定し、今年で53回目となります。公的立場にある選考委員が、部門別に功労賞を選定し、毎年1回表彰しています。今年は、独自技術を背景にしたヒット商品やサービスなど、6部門38件の商品及びテーマが受賞。部門別内訳は、商品・技術部門11件、資材・機器・システム部門8件、マーケティング部門6件、サステナビリティ部門7件、国際部門4件、地域創生部門2件となりました。選考委員の方々から、「商品・技術部門では、健康配慮や食の多様化に対応するための技術開発に取り組んだ企業の受賞が多かった」というコメントがありました。
選考委員の方々
一般財団法人食品産業センター理事長 荒川 隆様
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
食品研究部門所長 高橋清也様
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所理事
国立健康・栄養研究所所長 瀧本秀美様
独立行政法人酒類総合研究所理事長 福田 央様
独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)
農林水産・食品部長 森下 興様
日本チェーンストア協会専務理事 牧野 剛様
食品産業新聞社代表取締役社長 馬上直樹様


【商品・技術部門】他受賞製品
・アサヒビール株式会社「アサヒゼロ」
・大塚食品株式会社「マイサイズ」シリーズ
・株式会社おとうふ工房いしかわ「おからクランチ大豆ミート」
・キリンビール株式会社「キリンビール晴れ風」
・株式会社ニチレイフーズ「香ばし麺の五目あんかけ焼そば」
・日清オイリオグループ株式会社「日清ヘルシークリア」
・株式会社日清製粉ウェルナ「マ・マーTHE PASTA贅沢野菜」
・株式会社ニップン「もちっとおいしいスパゲティ」
・ヤマサ醤油株式会社「ヤマサ ぱぱっとちゃんと これ!!うま!!つゆ」
・雪印メグミルク株式会社「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト」

築野グループについて


築野食品工業は長年、こめ油の原料である米ぬかの成分に着目し、研究を進めてまいりました。精米時に発生する副産物である米ぬかの成分を抽出・精製することで、こめ油だけでなく食品、化学、医療、化粧品等の幅広い分野への高度有効利用をし、米ぬかの100%活用をしています。今後も国内の米ぬかを活用することで地球・生産者・消費者の良い循環の実現を目指していきたいと考えています。
・築野グループの事業について
https://shop.tsuno.co.jp/Page/tsuno.aspx
・SDGs推進に関しての取り組み
https://www.tsuno.co.jp/aboutus/sdgs-sdgs/


【築野グループ株式会社の事業概要】
わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。
設 立 : 昭和22年2月1日
URL:https://www.tsuno.co.jp/

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