ハイブリッド触媒ラーフエイド 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株(オミクロン株)を用いて抗ウイルス性試験を実施

掲載日: 2022年04月11日 /提供:ラーフエイド

株式会社ラーフエイド(本社:東京都中央区、代表取締役 中村武由)は、当社の多機能型触媒【ハイブリッド触媒ラーフエイド】で加工した製品について、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株(オミクロン株)を用いた抗ウイルス性試験を実施した結果、製品上のウイルスの数が99.9%以上減少することを確認しましたので、お知らせいたします


一般財団法人日本繊維製品品質技術センター(QTEC)において、当社の環境浄化用多機能型触媒【ハイブリッド触媒ラーフエイド】加工技術で加工したポリエステル100%繊維素材について、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株(オミクロン株)を用いて抗ウイルス性試験を実施した結果、原布(洗濯0回)において抗ウイルス活性値が【3.7】、また洗濯耐久性試験(洗濯10回後)においても抗ウイルス活性値が【3.6】、つまりいずれの場合も製品上の新型コロナウイルスの数が【99.9%以上減少】することが確認されました。

ハイブリッド触媒ラーフエイドは、空気中の酸素を利用して高効率で酸化還元反応を触媒し、抗ウイルス・抗菌・消臭等の優れた機能を発揮する多機能型触媒であり、加工(施工)技術です。
【参考:抗ウイルス活性値3.6=製品上のウイルスの数が99.9755%減少】


1.試験概要

(1) 試験機関   : 一般財団法人日本繊維製品品質技術センター(QTEC)

(2) 試験方法   : JIS L 1922  繊維製品の抗ウイルス性試験方法 準用

(3) 試験ウイルス : Severe Acute Respiratory Syndrome CoronaVirus 2 (SARS-CoV-2)変異株(オミクロン株); hCoV-19/Japan/TY38-873/2021

(4) 宿主細胞   : VeroE6/TMPRSS2 JCRB1819

(5) 試験素材   : ポリエステル100% 生地

(6) 試験条件   : 25℃ 、  2時間

(7) 感染価測定法 : プラーク測定法

(8) 試験結果 : 原布(洗濯0回):抗ウイルス活性値3.7(ウイルス減少率99.9%以上)
洗濯10回後  :抗ウイルス活性値3.6(ウイルス減少率99.9%以上)

※洗濯方法:(一社)繊維評価技術協議会SEKマーク繊維製品の洗濯方法(標準洗濯法、吊干し)

2.ハイブリッド触媒ラーフエイドの抗ウイルス作用

ハイブリッド触媒ラーフエイド 加工(施工)された素材の加工表面にウイルスが触れると、
ハイブリッド触媒の酸化還元作用によってウイルス膜やウイルスタンパク質の変性を引き起こし、製品上のウイルスの数が減少していると考えられます。


3.抗ウイルス性

抗ウイルス性 : 製品上の特定のウイルスの数を減少させます。

※抗ウイルス加工(施工)は、病気の治療や予防を目的としたものではありません。
※抗ウイルス加工(施工)は、ウイルスの働きを抑制するものではありません。


4.なお、本ニュースリリースは、実施した試験内容、及び結果の事実をお知らせするものです。

ハイブリッド触媒ラーフエイド加工(施工)は、病気の治療や予防を目的として行うものではありません。本試験は、あくまでも第三者公的検査機関にて実施した抗ウイルス性試験において試験対象の製品上の新型コロナウイルスの数が減少したことを示すものであり、新型コロナウイルスの人への感染症予防効果等を示す試験ではありませんのでご留意ください。

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