1.本件の目的
両社の事業戦略における意思決定の迅速化と、リソースとアセットの相補的融合により、市場が求めている「お客様の新たな体験」の創出と具現化をよりいっそう加速させるとともに、労働力不足などの社会課題を解決し社会にいっそうの貢献ができるDXソリューション事業の拡大を図ります。
そのため、SCG社のO:der Platformと当社の「次世代型飲食店向けビジネスソリューション「TOFREE」(※1)、および、顧客行動データ分析サービス「BUYZO」(※2)との連携強化をはじめ、SCG社のビジネスデザイン事業におけるコンサルテーション、企画、開発、運用という一気通貫のサービス提供を活かした、付加価値の高い新たなデータビジネス領域のソリューションを創出してまいります。
2.DXソリューション事業の重点施策
セルフ化や店舗業務効率化等の多様なニーズの高まりを受けて、O:der Platform、KIOSK、ドライブスルー、受取りロッカー等を融合させた次世代型飲食店向けビジネスソリューション「TOFREE」により、さまざまな消費者ニーズへの対応を目的とした新たなソリューションサービスを構築いたします。
また、当社は「お客様の新たな体験」を創出するソフトウェア開発力とノウハウを持つSCG社とのシナジーをさらに高め、新たなマーケティングサービスや店舗全体を網羅する、店舗DX支援企業となり、DXソリューション事業において2027年度までに100億円以上の売上高を目指してまいります。
3.追加出資の概要
SCG社の既存株主から株式を取得 「取得後の当社出資比率99.58%(予定)」
4. 日程
株式売買契約締結日 2024年10月11日(予定)
5. SCG社の概要
(1)名称 :株式会社Showcase Gig(読み:ショーケース・ギグ)
(2)所在地 :東京都渋谷区千駄ヶ谷 3-26-8 ブライトキューブ
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役 石亀 憲
(4)事業内容 :モバイルオーダープラットフォーム企画運営及びOMO(※3)ソリューションの提供
(5)設立年月:2012年2月
(6)ウェブサイト:https://www.showcase-gig.com
6.今後の見通し
本件が連結業績に与える影響は軽微であります。 尚、今後開示すべき事項が生じた場合には速やかにお知らせいたします。
※1 TOFREEとは、ソフトとハード、オンラインとオフラインを融合させた、飲食店向け運用管理ソリューションのこと
※2 BUYZOとは、2021年度サービスリリースしたリアル行動データを用いた販促支援サービスのこと
※3 OMO(オンライン・マージズ・オフライン)とは、「オンラインとオフラインを併合する」ことで、ネット上とリアル店舗などの垣根を超えたマーケティング概念
■次世代型飲食ビジネスソリューションサイト:https://www.glory.co.jp/food/
■顧客行動データ分析サービス「BUYZO」サイト:https://www.glory.co.jp/buyzo/