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プレスリリース
情報解禁:2024年9月25日
アキラホールディングス
福岡の台所「福岡市中央卸売市場」の鮮魚市場で仲卸業を営み、鮮魚介類の仲買や加工、販売を行うアキラホールディングス(本社:福岡市、代表取締役社長 安部 泰宏)傘下の株式会社アキラ水産(代表取締役社長 上田 浩祐)は2024年9月1日、台湾台北市の遠東SOGO復興店City Super内に水産販売店をオープンしました。アキラグループをはじめとした福岡市中央卸売市場鮮魚市場での海外出店は初となります。
店舗の特徴
店内では、アキラ水産が誇るトップクラスの目利き取扱技術で選りすぐった福岡産や九州産の水産物を中心に、刺身、焼き魚、一夜干し、握り寿司、海鮮丼、チラシ寿司など台湾の方が食べやすい品揃えとなっています。スタッフが、仲卸ならではの目利き、魚種毎の特徴や旬、日本産の素晴らしさ、美味しい食べ方など試食を交えた対面で、お客様とコミュニケーションを取りながら提供しています。
アキラ水産は、最先端の急速冷凍技術を持つデイブレイク株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 木下 昌之氏)の協力のもと、特殊冷凍機アートロックフリーザーを導入しました。切りたての旨みや鮮度を特殊冷凍で閉じ込めることで、福岡市中央卸売市場で食べるフレッシュな味や食感を再現することが可能となりました。台湾はかなりの高温多湿であるため、鮮魚だと輸送途中やお客様が購買し持ち帰る道中で適正な温度管理がなかなか難しく、冷凍水産物も市場流通が多く消費者には親和性があるものと考えました。台湾全国紙では、「急速冷凍されて台湾に直送され、最高の新鮮な味を維持している。台湾で日本産を提供する有数の百貨店売場」と高い評価をいただきました。台湾現地の着荷状態もドリップや冷凍による変色もほぼ皆無で、魚本来の鮮やかな皮目の色を見て、「本当に着色していないのか?」と感心し凝視しているお客様もいらっしゃいました。
アキラグループとしてSDGs宣言をしており、消費期限が著しく延び、食品ロス対策にも役立ちたい思いで、台湾でも受け入れられることを確信して急速冷凍を導入するに至りました。
一夜干し、刺身、握り寿司、海鮮丼、焼き魚など販売商品の数々
出店の経緯
「福岡や九州の素晴らしい我々の魚を海外のより多くの方々にも美味しく食べて喜んでもらいたい」、 「日本と台湾の食の架け橋になりたい」との思いから、パートナーである台湾の商田實業とご縁あって まずは台湾の地で、創業100年超えのアキラ水産として念願であった初の海外店舗販売を目指すことになりました。商田實業が持つ台湾有数のネットワークで同志とも言える遠東SOGO、 City super、関係各社が集い、携わってくださった皆様のご尽力、多大な協力頂き、満を持して首都台北に初出店を決めました。
店舗概要
店舗名:アキラ水産 City’ super復興店
所在地:台北市忠孝東路三段300號B3
オープン日:2024年9月1日(日)
営業時間:日~木 9:00~21:30、土・日 9:00~22:00
オープニング・セレモニー
9月1日(日)にオープンしたアキラ水産 City’ super復興店で、オープニング・セレモニー・イベントを9月8日に(日)にCity super 台湾 社長 劉 朝雄氏、商田實業有限公司 会長 林 ?森氏をお招きし開催しました。イベント開催時には、店舗前のフロアが来客で満杯になるほど盛況となり、用意した商品がすべて売切れになるなど好評裏に閉会しました。
イベントの概要
・「開店祝辞」:City super 台湾 社長 劉 氏
・「開店挨拶」:アキラ水産 上田 社長
・店舗・商品紹介
・マグロの解体ショー(解体ショー担当社員2名が福岡市中央卸売市場でのショーを再現)
・プレスビュー(台湾の全国TV局、全国紙、インフルエンサー等数多くのメディア取材がありました)
左:上田社長と右:劉社長
大盛況のマグロ解体ショー
セレモニーには多くのお客様が来場
アキラホールディングスが目指すところ
「常にお客様志向の経営姿勢で、未来の食文化の構築に力を注いでいく」を経営理念に、福岡市中央卸売市場鮮魚市場における仲卸業者として常にトップクラスの実績を積み上げてきました。 近年は市場内に自社加工場を開設し、福岡県の協力も受けながら、より安全で安心な鮮魚の加工やオリジナル商品の製造、市場外への新たな流通ルートの開拓に取り組んでいます。仲卸の枠を超えて加工や小売にも積極的に参入し、1918年創業以来の顧客目線のDNAを大切にしつつも、多様化する社会動向や顧客ニーズに的確かつ柔軟に対応できる経営基盤の強化を進めています。 すべては水産業界及び市場全体の発展と、さらなる魚食普及のために、そして、お客様により良い商品を提供できるように、これからも新たな挑戦を続けて参ります。
すべてはお客様のために
アキラグループでは、お客様の加工作業を軽減させるため、2000年代に入った当時の仲卸としては全国でも珍しく魚市場内に自社の加工専用工場を設置し、魚をさばいておろす1次加工から2次加工、ひいては洗浄やパッキングといった3次加工まで施し、お客様のための安心・安全追求の環境をつくるための取組の一環として、鮮魚仲卸としてのISO取得自体は当時、全国初となる品質マネジメントシステムISO9001を認証取得しています。
近年では、共働き家族や単身世帯の増加などライフスタイルの変化などによる食市場の将来的な変容、飲食業における1次加工食材など、加工品需要の高まりを背景とした高度衛生管理の必要性に鑑み、特殊急速冷凍機の導入や食品安全マネジメントシステムISO22000やFSSC22000の国際認証を取得することで、品質管理をより一層強化し、より安心安全な生鮮魚介類・水産加工をお客様に提供していきたいと考えております。さらに、日本産水産物需要が高まる海外市場を視野に入れた輸出強化の展開も図って参ります。
アキラ水産は、長年培ったトップクラスの目利き、価格以上の価値をしっかりとお届けすることを目指して、台湾の一人でも多くのお客様に喜ばれる店づくりに取り組んで参ります。
株式会社 アキラホールディングス
所在地:福岡市中央区長浜3丁目11番3-701号
代表者:代表取締役 安部 泰宏
業務内容:経営指導、不動産賃貸
設 立:2020年1月
URL :https://www.akirasuisan.co.jp/
会社名:株式会社 アキラ水産
所在地:福岡市中央区長浜3丁目11番3-711号
代表者:代表取締役 上田 浩祐
業務内容:鮮魚介類の仲買、不動産の賃貸
設 立 :1918年(会社設立:1969年9月)
<本件お問い合わせ>
担当者: 営業部長代理 今村 邦晴 (TEL:092-711-6601(代表))