山口県で古民家を改修した宿泊施設「Memory Gateway Hotel101 Katayama tei」が9月21日、オープン

更新日: 2024年09月20日 /提供:サスケ・ヒューマンディレクション

東北と山口を繋ぐ、懐かしくも新しい山口県徳地島地の魅力発信拠点




サスケ・ヒューマンディレクション株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役:大内 明彦)は、2024年9月21日、山口県山口市徳地島地に、古民家を改修した一棟貸し宿泊施設「Memory Gateway Hotel101 Katayama tei」(旧片山邸)をオープンしました。

あの日の喪失を、未来への希望へ。東日本大震災で見た光景を胸に、誰もが「ただいま」と帰れる場所をつくる

サスケ・ヒューマンディレクション株式会社は、2024年9月21日、山口県山口市徳地島地に、古民家を改修した一棟貸し宿泊施設「Memory Gateway Hotel 101 Katayama tei (メモリーゲートウェイホテル いちまるいちかたやまてい )」(以下、当施設)をオープンしました。この地域の歴史を見守り続けてきた古民家を活かしながら、現代的な快適さを兼ね備えた空間を提供いたします。


前に住んでいた方が利用されていたシャンデリアは残した



イベント空間としても、作業をするにもはかどるワークスペース




建物の造りは残し、家具や設備は最新のものにアップデートした


YouTubeがきっかけで始まった「実家再生」プロジェクト
宮城県仙台市でイベント会社を経営する当社代表は、東日本大震災当時、変わり果てた風景を目の当たりにし、住む場所を失い、コミュニティが崩壊していく人々の姿を目の当たりにしました。


「あの場所にも、楽しかった日々があったはずなのに」
「もう二度と、あの場所には戻れないのだろうか」


震災から10年以上が経過し、元の土地に住めるようになっても、戻って居住する人はほぼいない現状。
そんなとき代表は、偶然視聴したYouTube動画で、徳地島地の美しい風景と、そこで紹介されていた古民家に心を奪われます。
山口県徳地島地を訪れると、住めないわけではないのに過疎化が進み、かつての活気を失いつつある現状を目のあたりにしました。


物件のオーナー原田さん(旧姓片山さん)や地域の方に話を聞くと、そこはかつて、昭和30年代まで「島地商店街」として活気に満ち溢れていた場所だったと知りました。
「この風景を未来に残したい」「誰もが『ただいま』といえる第二の故郷を作りたい」
その一心で、代表はこの古民家を改修し、宿泊施設としてオープンすることを決意しました。

築60年以上の古民家

元オーナーが利用していた掘りごたつが囲炉裏へ

天井部分を壊すと素敵な梁が現れる


現在駐車場になっている居間にあったシャンデリア

元オーナーの両親が絵画など豊富に展示されていたのでその一部を利用

浴室部分を新たにリノベーション


壁を壊すと壁の中から元オーナーも気づかなかった子供の頃の思い出




【当施設の特長】
「実家」の面影を残した、懐かしくも新しい空間
古木の梁や柱、かつて使われていたシャンデリアなど、元の家の面影を大切に活かしています。宿泊客だけでなく、かつての家主や地域の人々にとっても、「ただいま」と帰れる場所を目指しました。


現代的な設備で快適な滞在を提供
古民家の風情は残しつつ、水回りや空調設備など、快適な滞在に必要な設備は現代の最新設備にアップデート。Wi-Fiも完備しており、ワーケーションにも最適です。


地域と繋がる、体験型宿泊施設
宿泊だけでなく、地元住民との交流イベントや、周辺地域の観光案内など、地域の魅力を五感で感じられる体験を提供予定です。


【代表からのコメント】
「東日本大震災後、変わり果ててしまった風景を見た時、もう二度と戻らない時間の尊さと、人と人との繋がりを守ることの大切さを改めて実感しました。
そして、縁あって訪れた徳地で、物件のオーナーである原田さんや地域の方とお話をする中で、再び人の繋がりと笑顔を生み出したいという強い想いを持つようになりました。
この施設は、私にとって、東北への想いと、山口・徳地への想いを繋ぐ、大切な場所です。
『仙台から山口を元気にしたい』これが私の今の思いです。


この施設が、単なる宿泊施設ではなく、人と人、人と地域が繋がる場所になってほしいと願っています。そして、ここを訪れた人々が、徳地の魅力を再発見し、地域の未来について共に考えてくれるきっかけになれば幸いです。」


【オープニングイベントについて】
当施設のオープンを記念し、2024年9月21日にオープニングイベントを開催いたします。イベントでは、元の家主である原田さんご家族も招待し、下記の内容を予定しております。


日時:2024年9月21日(土)10:00~
場所:Memory Gateway Hotel101 Katayama tei (山口県山口市徳地島地95)
内容:以下の通り実施します
・宮城県仙台市の銘菓・喜久福をつかった「餅まき」(先着100名様)
・宮城県仙台市の人気スイーツ「ずんだシェイク」の無料配布(先着100名様)
・地域の伝統体験ができる「徳地和紙ワークショップ」(10名×2回実施)
・当社代表が徳地島地と繋がるきっかけとなったYouTube「ええやん!空き家やんちゃんねる」を運営している空き家活用株式会社のオンライン空き家相談(10:30~13:30 1.10:30~ 2.11:30~ 3.12:30~ (各回1組)※先着3名 事前予約制。電話かフォームにてお申し込みください)
電話:022-797-1697(受付時間(平日10:00~17:00))
フォーム:https://forms.gle/drA5xagg5K9myPg79


今後の展開:東北と山口を繋ぐ、文化交流の拠点へ
今後は、宿泊事業にとどまらず、イベント会社としてのノウハウを活かしたワークショップやセミナー、地域交流イベント、親子収穫体験ワーケーションなどを開催し、徳地を盛り上げていきたいと考えています。
将来的には、もう一棟の古民家を改修し、東北と山口の文化が交流する、新たな拠点として活用することも検討しています。


【施設概要】
施設名:Memory Gateway Hotel 101 Katayama tei (メモリーゲートウェイホテル いちまるいち かたやまてい)
所在地:〒754-1202 山口県山口市徳地島地95(徳地地域交流センター島地分館 隣)
アクセス:JR山陽新幹線「徳山駅」より車で約30分
防長バス/バス停島地から徒歩1分
防長バス/バス停ロハス島地温泉から徒歩2分
防長バス/バス停石曽根から徒歩6分
予約方法:AirBnbにて受付
URL:http://airbnb.jp/h/memory-gateway-hotel





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