【施工チーム立ち上げの背景と目指す姿】
UDSでは、2017年にsu+(スプラス)チームを設計事業部COMPATH(コンパス)内に立ち上げ、それまでの設計業務に加え、家具、OE(営業備品)、建材の提案・納入にも業務の幅を広げてきました。
今回の施工チームQBLEの立ち上げは、UDSの業務範囲に施工機能を加えることで、よりクオリティーの高いデザイン提案と、よりスムーズで効率的なプロジェクト推進を実現していくための動きとなります。
施工管理者の視点やノウハウが設計業務により深く加わることで、設計者のスキルアップ、さらに質の高い設計提案を目指します。
設計・施工を一体で引き受けることで、新しい設計アイディアの提案、実現に挑戦しやすくなります。
施工までを含めた設計施工業務の受注が可能になることで、比較的小規模の設計業務もこれまでより積極的に受注できるようになります。
ユニフォームや現場事務所のデザイン、積極的な発信などで、施工管理の仕事をより魅力的なイメージに更新していきます。
施工業界の既成概念にとらわれず、「こうだったらいいな」という点にチャレンジしていくことで、新しい施工業務のスタイルを提案していきます。
QBLEの立ち上げにあたっては、経験豊富な施工管理担当者複数名を迎え入れました。すでに2021年後半に都内で着工するホテルプロジェクトの設計業務を、施工まで含めて受注しています。初期段階の受注は内装設計施工からスタートし、徐々に建築設計施工へも拡大していく計画です。
今後UDSでは企画、設計、施工、運営までワンストップで対応できる体制と、家具、OE(営業備品)、建材の提案、納入といった代理店機能も備えている強みを生かしながら、より質が高く効率的なプロジェクトの実現に向けて取り組んでいきます。
<UDSについて>
UDS株式会社は、事業性と社会性を実現するしくみ=「システム」で都市を豊かに楽しくすることを目指し、国内外でまちづくりにつながる事業の企画、設計、店舗運営を手がけています。企画から設計、運営までを一連で手がける独自性に基づいたコミュニティが生まれる場づくりを強みとしており、日本のデザインホテルの先駆けとなった「CLASKA」などの不動産リノベーション事業や、子どもの職業体験施設「キッザニア東京」など独自の仕組みをもつ施設の企画、設計、運営において多くの実績を有しています。2018年からは良品計画提供のコンセプトと内装デザイン監修の下、企画・内装設計・運営および経営を手がけるMUJI HOTEL BEIJINGとMUJI HOTEL GINZAを展開。中国と韓国に現地法人を置き、海外でも事業を展開しています。
Website : http://www.uds-net.co.jp https://www.uds-hotels.com/