株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎)は、「楽天ぐるなび(https://www.gnavi.co.jp/)」ユーザーなどのぐるなび会員を対象に、世の中のトレンドに合わせて食に関する様々な調査を実施し、「ぐるなびリサーチ部」として、定期的に情報を発信しています。今回は、外食の待ち時間について調査しました。詳細は以下の通りです。
【調査結果ポイント】
(1)飲食店での入店待ちは「たまにある」が5割で、「あまりない」が3割。男性よりも女性の方が頻度は高めで、特に高いのは20代女性。
(2)入店待ちの許容時間は、平常時は「~30分」が最多だが、真冬は4割弱、真夏は半数が「並ぶ店には行かない」と回答。
(3)入店待ちの多い業態は、「回転寿司」が「ラーメン」を僅差で上回り1位。男性では「ラーメン」が1位、女性では「カフェ、スイーツ」が2位。
(4)入店待ちの多いシーンは「昼食」が66%、「夕食」が58%。
(5)これまで最長の入店待ち時間は、「~1時間」が34%、「~30分」が29%で、1時間超も約4人に1人。20代女性は4割弱が1時間超の待ち時間を経験。
(6)注文した料理の許容待ち時間は、ランチ/ディナーともに「~10分」が最多。15分を超えても待てるという人は、ランチでは1割程度、ディナーでは4人に1人。
【調査概要】
■調査期間:2024年8月2日(金)~5日(月)
■調査方法:WEBアンケート
■調査対象:全国
■回答者 :20代~60代のぐるなび会員1,291名
入店までの待ち時間が長くても、料理の提供までの時間やサービスで満足度が決まる
飲食店での入店待ちについて聞いたところ、約9割の方が入店待ちの経験があることが分かりました。男性より女性で「よくある」「たまにある」の合計が高い傾向がみられましたが、中でも20代女性は7割超と高く、入店待ちが必要な(人気の)飲食店で食事をすることが他の年齢層より多い様子がうかがえました。
入店待ちの許容時間では、平常時で「~30分」が最多となりましたが、料理提供までの時間では、ランチ・ディナーともに「~10分」が最多。入店待ちの時間に比べ、料理提供までの許容時間は短いようです。特に、ランチでは10分以内と回答した人が6割超となり、短い時間でサッと済ませたい意向が垣間見えました。
自由回答では、待った先にある美味しい料理が、待ったことも帳消しにするほどの満足感を与える様子が数多くあげられました。また、女性は友人とおしゃべりしたり、スマホの動画を見たりと「入店待ち」の時間も楽しんでいるといった意見が目立ちました。
連日の猛暑で、街ではほとんど見られなかった入店待ちの行列。暑さもようやく落ち着いてくることから、あなたも美味しい料理を求めて入店待ちをしてみてはいかがでしょうか。