【震災から奇跡の復活】和倉温泉「日本の宿 のと楽」、10ヶ月の休業を経て営業再開~能登半島復興の希望に~

更新日: 2024年09月04日 /提供:のと楽

50年の歴史を持つ温泉旅館「日本の宿 のと楽」が11月1日より本格的に営業再開へ

石川県七尾市和倉温泉の旅館「日本の宿 のと楽」は、2024年11月1日より営業再開することをお知らせいたします(10月よりプレオープン)。「株式会社のと楽」(石川県七尾市、代表取締役:谷崎裕)が運営する当宿は、2024年1月1日に発生した能登半島地震により甚大な被害を受け、約10ヶ月間の休業を余儀なくされていましたが、この度再開の運びとなりました。



50年の歴史が直面した最大の試練
1974年創業の「日本の宿 のと楽」は、七尾湾を望む立地と、能登の食材を生かした料理、地域ならではのおもてなしを大切にしてまいりました。多くのお客様にご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。



地震の被害状況の一部





地域の建設業者や電気工事業者の支援を受けながら懸命の復旧作業を続けており、このたび11月1日より一般のお客様をお迎えする運びとなりましたことをご報告いたします。
特に被害の大きかった本館については一部で改修工事を続けていくことになりますが、客室、温泉大浴場、レストラン・宴会場は、通常通りご利用可能です。
和倉温泉の復興に向けて大きな一歩



和倉温泉では20以上ある旅館・ホテルのほとんどで通常営業の再開見通しが立っていない状況が続いています。休館中にご支援をいただいたたくさんの皆様のために、地震で傷ついた能登の地の復旧・復興に役立つために、残念ながら営業再開ができない他の宿泊施設様の分まで、お客様に「能登の地に来てよかった」と思っていただけるよう精一杯のおもてなしをさせていただきます。
地域経済への貢献を目指して

2024年7月、スタッフのアイデアで開催された「決起会」の様子。本館のレストランにて。

和倉温泉はコロナ禍前には年間70万人以上が宿泊する石川県有数の温泉地でした。当宿の再開により、能登地域の集いの場、経済のハブとしての和倉を復活させ、地域に少しでも元気と活力を生み出すことにつながればと考えています。また、地域が復興に向けて立ち上がる姿を見ていただくことで震災の記憶を風化させることなく、新しい和倉温泉に生まれ変わる過程を見守っていただければと存じます。

※旅館の画像は震災前に撮影されたものです。

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