ワーキングメモリー:これから実行する作業に必要な情報を一時的に脳の中で記憶し、同時にその記憶を処理して、 一連の作業を効率よく実行するための認知制御に関する脳のメカニズム
【結果】Universal Mindによる実験
健康な被験者を対象に、CHILL OUT摂取前後にn-back課題(今実験では3-back課題を採用)を実施し、ワーキングメモリに関わる脳活動を調査しました。各課題実施の前には練習トライアルを設け、課題への慣れによる影響を極力排除しています。
その結果、CHILL OUT摂取により、課題成績が上昇する傾向が明らかになりました。
(†: P<0.1 paired sample, two-sided T-test)
(図1)CHILL OUT摂取による課題成績への影響
さらに、対象者の感情状態をスコア化するアンケート調査であるPOMS検査を健康な被験者を対象に行い、CHILL OUT摂取前後における気分尺度(AH:怒り-敵意 CB:混乱-当惑 DD:抑うつ-落ち込み FI:疲労-無気力 TA:緊張-不安 VA:活気-活力 F:友好 TMD:ネガティブな気分状態を総合的に表す総合的気分状態)を比較したところ、TMD、AH、CB、FI、TAにおいて有意な改善が見られました。このことから、CHILL OUT摂取前に比べてイライラやネガティブな気分が低下し、思考・企図能力や活力の上昇、身体的にリラックスする等の状態へと改善したことが分かりました。
(*: P<0.05, **: P<0.001 paired sample, two-sided T-test) 青:摂取前、橙色:摂取後
(図2) CHILL OUT摂取による心理状態への影響
今回の実験は大まかな傾向を見るものであり、今後の更なる追加の実験により詳細なCHILL OUTの効能が明らかになっていくことと考えられます。
【概要】Universal Mindによる実験
CHILL OUTの摂取前後に、情報を一時的に記憶し、それと同時に記憶を更新することも要求する認知課題であるn-back課題を実施しました。この課題は、ワーキングメモリという記憶を一時的に保持しつつ処理を行う認知システムに関わる脳活動を調べるために、多くの脳神経科学分野の研究で用いられています。実験の結果、CHILL OUT摂取前に比べ、摂取後のタスク成績に上昇の傾向があることが認められました。このことから、CHILL OUT摂取によりワーキングメモリに関わる認知能力が改善した可能性が示唆されました。
【解説】
ワーキングメモリとは、これから実行する作業に必要な情報を一時的に脳の中で記憶し、同時にその記憶を処理して、一連の作業を効率よく実行するための認知制御に関する脳のメカニズムのことを指します。この能力は、会話や読み書き、計算などの基盤となる、私たちの日常生活や学習を支える重要な能力です。
例えば、会話の内容を理解しながら同時に自分の発言内容を考える、多くの資料を短期間で読み解いて内容理解する、といった仕事に関わる作業や、夕飯の献立に必要な材料を考えながらスーパーマーケットの売り場を買い回る、というような家事の作業まで、私たちの生活を効率的に実行するために、ワーキングメモリが重要なはたらきをしているとされています。
また、ワーキングメモリにはパソコンのメモリと同じように容量があると考えられており、ワーキングメモリ容量の高い人は文章読解や推論、学習などといった様々な認知能力において高い成績を残すことが知られています。
Universal Mindは、ワーキングメモリの計測によく用いられるn-back課題を被験者に対し実施しました。その結果、CHILL OUTの摂取前の課題成績に比べ、摂取後の被験者の成績には上昇の傾向が見られました。このことから、CHILL OUT摂取によりワーキングメモリーに関わる認知機能が向上した可能性が示唆されました。
働き方やライフスタイルが多様化している昨今。
CHILL OUTが6月から実施した「#日本のお昼にチル休みを」キャンペーンでは、Twitter上で6.5万件以上の声が集まり、特にテレワークについて「ONとOFFのスイッチの切り替えが難しい」「お昼休みに家事もしなきゃいけない」など、ワーキングメモリーが必要とされるシーンが増えていることが伺えました。また「座りっぱなしでストレス溜まる…」「誰も見てないから余計に結果を出さないといけないとストレスを抱える」など、なかなかリラックスできていないという声も寄せられました。
CHILL OUTは、ビジネスシーンにはもちろん、日々の暮らしを効率的に過ごすための手助けをし、世界からストレスを無くしていきます。
【追加資料】ネイキッドでの調査
Universal Mindによる実験結果を受けて、CHILL OUT摂取前後の業務効率について、ネイキッド社にてアンケート調査を実施しました。
<調査概要>
調査方法 | Webアンケート
調査時期 | 2021年7月
サンプル数| n=26
<結果>
2人に1人が「CHILL OUTを飲んだことにより業務の効率が上がった」と回答
全体の42.3%が「CHILL OUTを飲んだことにより『はかどった』」と回答
全体の65.4%が「今後も業務の休憩時にCHILL OUTを飲みたいと思う」と回答
CHILL OUT
あらゆる場で「エナジー」を必要とする昨今。
ただ、それ以上に必要としているのは
「リラクゼーション」ではないのか。
現代人に必要な“安らぎ”と“パフォーマンス”をサポートする
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Universal Mind
奥田 一貴代表取締役・医師
弊社は以前からCHILLOUTが及ぼすリラックス効果について、MRIを用いた研究を通して検証してきました。今回の認知タスクを用いた実験では、CHILL OUT摂取が脳の認知機能に影響を与え得るという結果を得ました。コロナ禍での積み重なる不安や、労働環境の変化の大きな現代に、リラックスして広い視点を持ち、認知能力を高めることは、効率のよい活動のための大切な要素になっていくことでしょう。更なる検証を加え、CHILL OUTの持つポテンシャルを明らかにしていきます。
MRIを用いた脳機能解析を中心とする脳神経科学研究を目的に2018年10月に創業。脳情報の解析やシステム開発を始め、大学や研究機関における基礎研究の実用化、企業への情報提供や共同研究を行うことで、社会に脳神経科学を応用することに取り組んでいます。
www.universalmind.co.jp
ネイキッド
1997年に村松亮太郎が設立したクリエイティブカンパニー。"Core Creative, Total Creation, and Borderless Creativity"を理念に、映画やテレビ、MV、広告、空間演出、地方創生、教育プログラムなどジャンルを超えて手がけてきた。近年では、世界各地を繋ぐネットワーク型のアートプロジェクト「Breath / Bless Project」やAR/VR商品の開発など、オンライン・オフラインを超えた様々な体験を展開。アート、エンターテインメント、カルチャー、伝統、教育、音楽、都市、食、スポーツなど、LIFE(生活)のあらゆるSCENE(シーン)において新たな体験や価値を生み出している。
代表作は、花の体感型アート展「FLOWERS BY NAKED」、サウナのアート体験「NAKED NAKED SAUNA &SPA」、ヴァーチャルガイド「NAKED SAMURAI」、AIが生み出す音楽体験「HUMANOID DJ」、食×アートの体験型レストラン「TREE by NAKED yoyogi park」など。
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