【岐阜県高山市】飛騨桃「白鳳・早生桃」の目揃え会が開催されました

更新日： 2024年08月02日／提供：高山市

令和6年7月29日（月）に、飛騨桃の出荷基準を確認する会「目揃え会」が開催されました。今年も美味しい飛騨桃が出来ました。

飛騨桃目揃え会

岐阜県高山市久々野町の特産品である「飛騨桃」の本格的な出荷を前に、飛騨桃の色や形の基準を統一する「目揃え会」が令和6年7月29日（月）に、同町のＪＡひだ久々野町果実選果場で行われました。
久々野町果実出荷組合に所属する21園の農家や市場関係者など約40人が出席し、今年の販売情勢報告や出荷に関する注意事項などを聞いたあと、久々野地域の主力品種でもある「白鳳（はくほう）」の出来栄えを確認しました。
飛騨桃の収穫時期は気候の温暖化により年々早まってはいるものの、白鳳は8月中旬頃まで、そのあとは別の品種が9月上旬頃まで出回るとのことです。収穫量は昨年に比べ同等または上向きの見込みで、主に東海圏内に出荷し、高山市内のスーパーでも購入することができます。
組合長の堤さんは、「今年は霜などの大きな被害もなく、甘くて美味しい飛騨桃ができた。是非、味わって欲しい」と話しました。

久々野地域について

久々野地域は、高山市の南側、分水嶺の太平洋側に位置し、位山・船山の麓に広がる飛騨川、無数河川、八尺川の3つの河川沿いに集落が点在している地域です。堂之上遺跡、小屋名しょうけ、有道しゃくしなどの歴史遺産が継承されており、寒暖差のある気候からりんごや桃などの果樹栽培が盛んで、春先に樹園地に花が一斉に咲きそろう様から、別名「ひだ桃源郷」とも呼ばれる豊かな自然に恵まれた地域です。