東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開会式「プラカードベアラー」に関する内容

掲載日: 2021年07月13日 /提供:日本コカ・コーラ

~ 世界各国・地域の選手団を先導しD&Iの理念を発信 ~
東京2020オリンピック開会式「プラカードベアラー」
全国各地から50名が決定!

2021年7月13日

日本コカ・コーラ株式会社(本社:東京、代表取締役社長:ホルヘ・ガルドゥニョ)は、オリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーとして、東京2020オリンピック・パラリンピックの開会式のアスリートパレードで各選手団を先導する「プラカードベアラー」の募集を、4月1日(木)から4月30日(金)まで実施しました。
その結果、オリンピック・パラリンピック全体で多数ご応募いただき、選考を経て、オリンピック開会式「プラカードベアラー」50名を選出しました。

コカ・コーラ社は、お客様、アスリート、自治体およびオリンピック・パラリンピックのパートナーとともにチームとして、東京2020オリンピック・パラリンピックの成功を目指す活動として、チーム コカ・コーラを展開しています。
チーム コカ・コーラでは、コカ・コーラ社の多様な製品を通じてあらゆる人々のニーズや嗜好(しこう)に応える理念に基づき、誰にとっても東京2020オリンピック・パラリンピックが特別な体験になるよう、様々な楽しみ方を提供しています。今回、チーム コカ・コーラによる活動の一環として、オリンピック・パラリンピックの開会式で、各国や地域の名前を掲げて先導する、計81名の「プラカードベアラー」を募集しました。世界中の選手団が一堂に会し、あふれる個性が一つに集まる開会式は、多様性の素晴らしさを発信する祭典であり、この「プラカードベアラー」も、多様性を世界に発信する役割を担うとコカ・コーラ社は考えています。

公益財団法人東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会スポーツディレクター/ジェンダー平等推進チームヘッド・小谷実可子氏は以下のように述べています。

「プラカードベアラー」に選ばれた皆様には、東京2020大会の開会式のアスリートパレードにおいて各国・地域の選手団を先導するという重要な役割をしていただくことになります。東京2020大会は「多様性と調和」をコンセプトの一つとしており、人権に配慮した大会を目指しています。多様性は、年齢、人種や国籍、心身機能、性別、性的指向、性自認、宗教・信条や価値観だけでなく、キャリアや経験、働き方、企業文化、ライフスタイルなど多岐に渡ります。互いを理解し、多様性(ダイバーシティ)を尊重するからこそ、個々の人材が力を発揮できる世界。それが、私たちの実現していく東京2020大会の姿です。」

「すべての選手、観客および大会関係者等にもダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の考え方を共有することで、大会後には、一人ひとりが東京2020大会で得たD&Iの意識を新たなフィールドで実践し続けることにより、社会にレガシーとして根付かせていくことを目指しています。このD&Iを世界に発信するという役割をお願いする「プラカードベアラー」の皆様には、開会式への参加に感謝するとともに、力を結集し大会を成功させ、人権が尊重される世界を実現してまいりましょう。」

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東京2020オリンピック開会式の「プラカードベアラー」には、全国各地等から、10代から80代まで幅広い年代の方々にご応募いただきました。延期となった一年分の想いを文章と写真、またはビデオレターで表現していただき選考を行った結果、選出された50名は、オリンピアンをはじめスポーツ経験者、スポーツの振興に関わる人、国際交流活動や福祉活動、ボランティア活動に取り組む人、LBGTQ の社会活動に取り組む人、障がい・疾病を持つ人、医療関係者、日本の伝統文化を継承する人など多様なプロフィールを持つ方たちです。開会式では一人ひとりそれぞれのオリンピックにかける想いを込めて、プラカードを掲げて選手団を先導します。

世界中の選手団が一堂に会し、あふれる個性が一つに集まる開会式は、多様性の素晴らしさを発信する祭典であり、「プラカードベアラー」も、この多様性を世界に発信する役割を担うとコカ・コーラ社は考えています。今回、選出された皆さんは、開会セレモニーまでの期間に、「多様性の尊重」について理解を深める機会として、当社主催のD&Iワークショップに参加いただく予定です。

今回、選ばれた3名のプラカードベアラーはその想いを以下のように述べています。

小針沙織(こばりさおり)さん
私は創業約150年の酒蔵の長女として生まれ、今は杜氏として日本酒を醸造しています。酒造りは男性が多い世界です。やりづらさの反面、逆に期待されていると感じることも多々あります。私の地元は令和元年に大きな水害に遭い、酒蔵や街の多くの商店がダメージを受けました。さらにコロナ禍にあい、水害以上に苦しい状況になっています。けれどもお互いに励ましあい「頑張ることは繋がる」のだと強く感じるようになりました。スポーツの世界は日頃努力を積み重ねている人達の集まりです。特にバドミントンの桃田選手や、水泳の池江選手など、一年延びたことによりオリンピックに出場できるようになった選手の頑張りを見て、私自身もとても励みになりました。オリンピック開催は、選手たちの活躍が沢山の人に勇気と希望を与えてくれると思います。選手の皆さんが気持ちよく力を発揮できるよう力になりたいと思い応募いたしました。

大山公典(オオヤマキミノリ)さん
世界中から沢山の人々が訪れ、多くの歓喜や笑顔で満たされるはずだった2020年夏。しかし世界的な新型コロナウイルスの蔓延により1年間の大会の延期を余儀なくされ、この間、多くの方々の尊い命が奪われました。私は医師として人々の健康・命を守るため、日々医療の現場で、この恐ろしい感染症と向き合い戦っていますが、尽力しても救えない命があることに心を痛めた1年でした。現時点での主な感染対策は、人々の接触を極力少なくする、つまり、人と人の身体的距離を分断する以外にない状態です。しかし、今後、ワクチンの普及や様々な対策等が功を奏し、この辛く悲しい苦難を世界全体で乗り越えられると信じています。そして、その証として、ここ東京に世界各国から多種多様な人々が集い、お互いの多様性を認めあい、競い合い、東京オリンピックが成功裏に終えることを切に願い、世界の人々に希望、夢、元気を届けるためプラカードベアラーを希望しました。

森田知佐栄(モリタチサエ)さん
何度も問い続けた1年でした。オリンピック延期決定後から面会や外出が禁止となり、不安、悲しみ、孤独の中で医療・看護の仕事を通して私ができる事は何だろう?問い続ける中で、私の強みは目の前の人に笑顔を作ってあげる事だと気づきました。さらに会ったことがない人にも笑顔になって欲しい。その思いで途上国の子供達に給食やクリスマスプレゼントを送り、今年5月にはカンボジアの小学校に図書館が設立します。プラカードベアラーに挑戦することで、病気や障害を持った方だけでなく遠い国の子供達へ勇気、元気、希望が広げられる!チャレンジしたり、前向きな気持ち、どんなことにも立ち向かえるパワーを後押しできる最大のチャンスだと思っています。そして本番では、目の前の人だけでなく誰かの未来へ繋がり、人生を笑顔に変えることができる!ということを信じ、この挑戦がきっかけになればこれ以上の喜びはありません。

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また、今回の東京2020オリンピック開会式「プラカードベアラー」に続き、今後、東京2020パラリンピック開会式「プラカードベアラー」が決定される予定です。
コカ・コーラ社は、オリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーとして、「プラカードベアラー」をはじめとするオリンピック・パラリンピックならではの忘れられない体験を提供し、東京2020 の成功に向けてオリンピック・ムーブメントとパラリンピック・ムーブメントを支えてまいります。

■東京2020オリンピック開会式「プラカードベアラー」募集・選出の概要
応募期間2021年4月1日(木)~4月30日(金)
選出人数オリンピック開会式「プラカードベアラー」50名
※パラリンピック開会式「プラカードベアラー」選出者は31名を予定しており、決定次第、お知らせいたします。
応募方法オリンピック開会式またはパラリンピック開会式のいずれか参加したい開会式を選択し、「プラカードベアラー」になりたい理由を、延期になった一年分の想いとともに、400字以内の文章と写真または 2分以内のビデオレターで表現して応募。
公式WEBサイトhttps://c.cocacola.co.jp/placard/



コカ・コーラ社とオリンピックおよびパラリンピック
アムステルダム1928オリンピック以来、コカ・コーラ社は何億人ものファンや選手に“さわやかさ”とかけがえのない思い出に残る特別なひとときを提供してきました。コカ・コーラ社は、オリンピック・パラリンピックのワールドワイドパートナーとして、そして東京2020オリンピック聖火リレープレゼンティングパートナーとして、東京2020を日本と世界にとってこれまで以上に忘れられない特別な大会となるよう取り組んでいきます。

コカ·コーラシステムのサスティナビリティーへの取り組みについて
日本コカ・コーラ株式会社と全国5社のボトリング会社などから構成されるコカ・コーラシステムは、「世界中をうるおし、さわやかさを提供すること。前向きな変化をもたらすこと。」の事業目的にのっとり、日本が直面する重要な課題に対し、ビジネスを通じて変化をもたらしながら、未来を共創していくことに責任を持って取り組みます。2020年には「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと9つの重点課題を特定し、システム共通のサスティナビリティーフレームワークを策定しました。各領域において事業活動を通じて社会課題の解決を目指すことで、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にも貢献してまいります。 詳しい活動内容については、最新のESGレポートをご覧ください。
https://www.cocacola.co.jp/sustainability

ご参考:日本コカ・コーラの「多様性の尊重」への取り組みについて
日本のコカ・コーラシステムでは従来より「多様性の尊重(Inclusion)」のサスティナビリティー戦略における注力分野の一つとして掲げ、「ジェンダー」「年齢/世代」「障がい者支援」「LGBTQ」の4つの重点課題に取り組んでいます。このうち「ジェンダー」においては女性従業員の活躍を推進し、2025年までに女性管理職比率50%(日本コカ·コーラ単体)の達成を目指します。また2020年1月には障がい者の活躍を支援する国際イニシアチブ「The Valuable 500」 にも加盟しました。また2021年5月には同性パートナーの従業員の婚姻に対応した就業規則の改訂をコカ・コーラシステム全社で完了するなど、各種取り組みを加速しています。詳しい活動内容については、以下をご覧ください。https://www.cocacola.co.jp/sustainability/inclusion

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