全国JAのDXと生成AI活用を“共創”で加速

イマジエイト株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役CEO：津田 幸佑、以下「イマジエイト」）は、株式会社日本農業新聞（本社：東京都台東区、代表取締役社長：田宮 和史郎、以下「日本農業新聞」）と、JA向け生成AIプラットフォーム「報徳Hub」に関するリセールパートナー契約を締結しました。
本提携により、日本農業新聞が有する全国JAとのネットワークと発信力、そしてイマジエイトの技術力・コンサルティング力を組み合わせ、生成AIを活用した業務改革とDX推進を両社協働で加速してまいります。

■協業の背景

人手不足や業務負荷の増大を背景に、全国のJAにおいてもDXと業務効率化は喫緊の経営テーマとなっています。こうした中、日本農業新聞は会員制サービス「Jパートナーズ」を通じて、生成AIサービス「日農AI金次郎」や研修コンテンツを提供し、多くのJAにおける「生成AIへの第一歩」を支援してきました。

一方、イマジエイトは、JA横浜とともに、現場の課題やアイデアからアプリを共創するJA向け生成AIプラットフォーム「報徳Hub」を開発し、業務起点のDX推進を進めてきました。

こうした両社の取り組みを通じて、生成AIに触れるだけでなく、実務に深く踏み込み、現場で実際に使われ、課題解決につながる形で活用したいというニーズが一層明確になっています。本提携は、そうしたニーズに応えるべく、日本農業新聞のネットワークとイマジエイトの知見を組み合わせ、全国のJAに対し「生成AIの活用」と「現場での課題解決」の両面を一貫して支援することを目的としています。

■報徳Hubの概要

報徳Hubは、JAグループ向けに開発した生成AIプラットフォームです。名称は、二宮尊徳の「報徳思想」（努力や貢献を皆で分かち合う相互扶助の思想）に由来し、生成AIを“JA同士の共創と相互扶助を支えるインフラ”として位置付けています。

各JAごとに分離されたセキュアな環境で、複数の最新生成AIモデルを利用できるほか、議事録作成、渉外支援、組合員との会話ネタ提案、財務諸表分析、画像生成、RAG（拡張検索生成）といった、JAの実務に特化した多様なアプリを搭載しています。
参画JAが毎月集まり、活用事例や新アプリのアイデアを議論する「報徳コミュニティ」を通じて、現場の声を起点とした機能拡張を継続しています。

報徳Hub サービスページ：https://houtoku-hub.com/

■両社の役割

- 日本農業新聞の役割

日本農業新聞は、JAグループとのネットワークと情報発信力を活かし、報徳HubのJA向け契約窓口を担います。全国のJAからのご相談やお問い合わせは一次窓口として受け付け、イマジエイト社と連携しながら導入支援を行います。また、同社が培ってきたセミナー運営やDX推進の知見をもとに、報徳Hubおよび生成AI活用に関する情報提供にも取り組んでまいります。

- イマジエイトの役割

イマジエイトは、報徳Hubの開発・運用および報徳コミュニティの運営を担い、JA現場の声を起点としたアプリ開発と機能強化を継続します。あわせて、各JAのDX・AI活用に対し、業務整理や活用設計、研修などのコンサルティング・伴走支援を提供し、現場への定着までを見据えた支援を行っていきます。

■報徳Hub運営責任者コメント

イマジエイト株式会社 取締役COO 月田 優


JAグループの皆さまと伴走する中で実感してきたのは、生成AIの価値は「どのツールを入れるか」ではなく、「現場の知恵と挑戦をどうつなぎ、組織変革につなげるか」にあるということです。報徳Hubは、単なるSaaSではなく、JA同士が成功と失敗を持ち寄り、新しいアプリを共創していく“相互扶助のプラットフォーム”として構想してきました。


この度、JAグループの情報基盤である日本農業新聞様と連携できることは、報徳Hubを通じて全国のJAのDXを加速していく上で、大きな転換点と捉えています。全国のDX・IT推進担当の皆さまと共に、現場起点での生成AI活用と業務変革を粘り強く支援してまいります。

■お問い合わせ先

本提携および「報徳Hub」の詳細やトライアルご希望の際は、下記よりお問い合わせください。
一次窓口は日本農業新聞が担当し、イマジエイトと連携して対応いたします。
【本提携・導入に関するお問い合わせ（一次窓口）】
株式会社日本農業新聞
E-mail：houtoku@agrinews.co.jp

【報徳Hubの機能・技術的なご質問】
イマジエイト株式会社
E-mail：service@imageight.co.jp

報徳Hubサービスページ：https://houtoku-hub.com/

■会社概要