
和倉温泉観光協会・和倉温泉旅館協同組合は、令和6年能登半島地震からの本格的な復興活動を様々な面から応援・サポートする 「和倉温泉復興応援団」を発足しました。その応援団にスーパー銭湯アイドル『純烈』の酒井一圭さん、白川裕二郎さん、後上翔太さんの3名を任命し、2025年4月から就任します。4月19日(土)には、任命式を石川県金沢市で行われた『純烈』のコンサート中に開催。和倉温泉観光協会・和倉温泉旅館協同組合 副会長・理事長から任命書を交付しました。今後、様々な取り組みを通して、地域の魅力や情報を国内外へ発信するなど、さらなる復興に向けた活動を行っていただきます。
『純烈』メンバーとの震災前からのご縁がつながり、震災復興に向けた応援団に就任
『純烈』と和倉温泉のつながりは、震災前の2023年にテレビの釣り番組でメンバーの皆さんが和倉温泉を訪れたことがきっかけです。その後、令和6年能登半島地震が発生し、和倉温泉も大きな被害を受けました。しかし、『純烈』の皆さんとのご縁から、震災後の2024年11月に開催された『純烈』初武道館ライブでは、和倉温泉観光協会・和倉温泉旅館協同組合のチャリティブース出展へのご協力をいただきました。さらに、同年12月には和倉温泉でチャリティライブを自主開催するなど、地域の皆さんを支える活動を続けてこられました。
こうした取り組みも踏まえ、このたび『純烈』の皆さんに「和倉温泉復興応援団」就任へのご賛同をいただき、応援団に任命いたしました。

武道館ライブでチャリティブースを出展

チャリティライブを自主開催
4月19日に任命式を開催 被災の能登・和倉温泉の復興状況や魅力の発信を約束
『純烈』の皆さんの「和倉温泉復興応援団」就任に際して、4月19日(土)に石川県金沢市の金沢赤羽ホールで開催された「純烈コンサート2025 NOTO復興に思いを寄せて!」第1部公演中に任命式を実施しました。
当日は、スーパー銭湯アイドル『純烈』に被災地の和倉温泉を盛り上げてほしいと、改めて復興応援団を依頼しました。和倉温泉の復興状況や魅力の発信をお約束いただき、客席からの歓声と拍手で会場が一体となりました。




リーダーの酒井一圭さんは「僕らは出来る事が限られていて、歌ったり、皆さんを盛り上げるしかできないが、喜んで引き受けます。昨年12月に和倉温泉で歌わせていただいた際に、元気が出過ぎたお母さんがステージに上がってきました。みんなで踊って歌って、純烈も幸せな『星降る街角』を歌うことができました。紅白出場する前の健康センターで歌っていた頃を思い出し、純烈の原点を思い出させていただいたステージでした。末永くよろしくお願いします。」とコメントをいただきました。



<『純烈』プロフィール>

2007年結成。元戦隊ヒーロー俳優中心の3人組ムード歌謡コーラスグループ。メンバーは酒井一圭(リーダー)、白川裕二郎、後上翔太。平均身長183cm。3年間の準備期間を経て2010年6月23日に「涙の銀座線」でユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。「夢は紅白親孝行」を目標に掲げながら温浴施設で地道に活動を続ける姿が“スーパー銭湯アイドル”としてテレビ番組に多数取り上げられ、注目を浴びた。
グループ結成から11年後の2018年、『第69回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たし、現在まで7年連続出場継続中。2022年結成のダチョウ倶楽部とのコラボユニット「純烈?ダチョウ」では、紅白歌合戦出演の際、有吉弘行さんと7人で「白い雲のように」を歌唱し、大きな話題を呼んだ。
2023年、グループを卒業した小田井涼平と入れ替わりで仮面ライダー出身俳優・岩永洋昭が加入し、新生純烈が誕生。2024年は9月に初のオリジナルアルバム「純烈魂 1」を発売、11月25日には初めての単独日本武道館公演「純烈 in 日本武道館「純烈魂」」を開催。満員の約8000人を動員、大成功におさめた。
デビュー15周年を迎える25年は1月明治座、2月新歌舞伎座で座長公演を開催。11月には御園座初座長公演が決定している。3月末で新加入メンバー岩永洋昭が卒業し、オリジナルメンバー3人で活動中。3人でコンサートや歌番組に出演するほか、リーダー酒井はラジオパーソナリティや競馬番組、白川は趣味でもある釣り番組、後上は大ファンであるジャイアンツイベントや得意なマラソン番組・イベントに出演するなど、年々個人の活動の幅も広がっている。
最新曲は藤井フミヤさん作詞、藤井尚之さん作曲の「奇跡の恋の物語」。
和倉温泉の震災からの復興に向けた取り組み
令和6年能登半島地震により、和倉温泉も甚大な被害を受けました。4月22日時点においても、20軒ある旅館のうち15軒が休館しており、営業再開旅館は5軒に留まっています。一方で、3月中旬から和倉温泉旅館の護岸復旧工事が本格化しています。国土交通省北陸地方整備局は工事に必要な仮設道路を海側に作るため、海中に石材の投入を始めました。和倉温泉は護岸に近接して旅館が建ち並びます。復旧工事と並行して陸で旅館側の工事を実施可能にすることで、和倉温泉の復活を急いでいます。

大きな被害を受けた和倉温泉総湯

護岸復旧工事が本格化
「今、和倉温泉に行ったらご迷惑になるのでは?」というお問い合わせも多くいただいていますが、旅館は5旅館の営業となっているものの、今年には2軒の旅館がオープンする見込みであり、飲食店や観光施設は徐々に再開しています。そこで営業している旅館や体験で可能な施設などを「今行ける和倉温泉」としてご案内しているほか、「参加で応援!和倉温泉復興ツアー」という企画も2025年3月から開始しました。このツアーでは、和倉温泉の旅館・ホテルの被害状況や地震発生時からの旅館スタッフの宿泊客への対応など、温泉街を案内しながら震災の記憶を伝えます。ぜひ、宿泊や体験などを通して、楽しみながら和倉温泉を応援していただけたら幸いです。

復興ツアーの様子
和倉温泉の最新情報は公式HP「わくらづくし」をご覧ください。
https://www.wakura.or.jp/

和倉温泉観光協会・和倉温泉旅館協同組合について

所在地:石川県七尾市和倉町2-13-1
事業内容:能登半島の観光ガイド、温泉旅館紹介、イベント情報
TEL:0767-62-1555
FAX:0767-62-2611
メール:info@wakura.jp
URL:http://www.wakura.or.jp/