アルミ包装物対応金属検出機「tecnoeye(R)」が第52回機械工業デザイン賞IDEA「審査委員会特別賞」を受賞

掲載日: 2022年07月25日 /提供:新東工業

新東工業株式会社(本社:名古屋市、社長:永井 淳)が製造・販売するアルミ包装物対応金属検出機「tecnoeye(R)(テクノアイ)」が、日刊工業新聞社主催の第52回機械工業デザイン賞IDEAにおいて『審査委員会特別賞』を受賞しました。商品WEBサイトはこちら https://www.sinto.co.jp/product/food/



今回受賞した食品業界向け金属検出機「tecnoeye(R)」(以下、本機)は、アルミ包装物に対応する金属検出機として2021年6月に販売を開始し、同年完全制度化されたHACCPにおいて3大危害要因の一つとして定義される「金属異物の混入」を防ぐ重要な役割を担います。



本賞受賞にあたっては、従来の金属検出手法とは一線を画す当社独自の『磁気バイアス型磁力線検出方式』によるアルミ包装物内部の金属異物検出能力の高さに加えて、はじめての方でも簡単に操作可能なタッチパネル式の操作盤、日々の清掃を水拭きで完了できるオールステンレス製の筐体、工具不要のコンベヤベルト交換などのユーザビリティが高く評価されました。

タッチパネル式の操作盤


本機は、従来のサーチコイル方式では誤検知を引き起こす「アルミ包装食品」のほか、醤油などの「高濃度塩分食品」にも対応しています。また、アルミ包装対応の金属検出機としては業界最小クラスの検出ヘッドを実現しており、従来方式では設置スペースの面で導入が難しかった場所にも導入できるようになりました。これにより、小規模の食品事業者においてもアルミ包装後に検査を実施し、より高い精度での品質管理が可能になりました。

本機での金属異物の検出により、消費者への安心・安全を提供するのはもちろんのこと、食品加工を請け負うOEMメーカーでは自社の食品加工ラインにおける安全性の高さをPRするツールとしても活用されています。

当社は新型コロナウイルスによる人手不足が各社課題となる中、「教育・資格不要で誰でも簡単に扱うことができ、検査工程の自動化に貢献したい」という想いのもと本機を開発しました。今回の受賞を励みとして、食品業界の信頼性と安全性の向上に寄与していきます。


■機械工業デザイン賞 IDEAとは
日刊工業新聞社が主催し、日本の工業製品におけるデザインの振興・発展を目的に1970年に創設されました。製品の機能や外観だけではなく、経済性、市場性、安全性など、さまざまな面から総合的な審査が行われるデザイン賞で、今年で52回目を迎えます。

■会社概要
会社名  : 新東工業株式会社
設立   : 1934年10月2日
代表者  : 代表取締役社長 永井 淳
事業概要 : 鋳造事業を核に、魅力ある表面づくりを提供する表面処理事業や、働く人の安全と健康を守る環境事業、様々なものづくりの基盤となるメカトロ事業を展開。近年では、ロボット用センサや介護機器、IoTサービスなどの新分野にも参入。
Webサイト: https://www.sinto.co.jp

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