フードテックベンチャー、グリーンカルチャーが亀田製菓、オイシックス・ラ・大地、UMIからシリーズAで2.5億円調達。植物肉「Green Meat(TM)?」の事業展開加速へ…

掲載日: 2021年07月06日 /提供:グリーンカルチャー

「健康と地球とずっと。」を掲げるフードテック企業、グリーンカルチャー株式会社(代表取締役 金田郷史 / 東京都葛飾区)は、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(UMI)をリードインベスターとして、亀田製菓株式会社、オイシックス・ラ・大地株式会社の計3社を引受先とする第三者割当増資により、総額2.5億円の資金調達(以下、本調達という)を完了したことをご報告いたします。なお本調達にあわせて、オイシックス・ラ・大地株式会社の子会社であるFuture Food Fund株式会社も既存株主からの譲受により、当社の新規株主となりましたことをご報告いたします。






資金調達の背景

現在、世界規模で食肉消費量が増加傾向にある中、畜産による温室効果ガスの排出等による環境負荷の増加、動物性たんぱく質の過剰摂取による健康被害、またウイルス感染症の拡大等の問題が指摘されており、フードテックによる解決が期待されています。

当社は、プラントベース製品の通信販売専門店として2011年に創業して以来、事業運営の中でプラントベース食品開発のノウハウを蓄積してまいりました。それを活かして開発した植物肉「Green Meat™?」は、高度な生成技術や繊細な調味を強みとしています。当社製品は、2020年10月に東京ビッグサイトにて開催された食品展示会「ウェルネスライフジャパン2020」にて試食者の95%の方に「おいしい」との評価を頂きました。

本調達はこの「Green Meat™?」を国内外へ、より一層普及させていくための事業基盤確立を目的として実施いたしました。今後、本調達資金により、営業人員の採用拡大・開発体制の強化・広告宣伝・ITシステムの整備等を行ってまいります。

今後も「Green Meat™?」の開発・製造・販売を強力に推進していくことで、「畜肉よりおいしくて健康的」な植物肉を皆様の食卓へお届けし、サスティナブルな未来を創造してまいります。


引受先

・亀田製菓株式会社
・オイシックス・ラ・大地株式会社
・ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社

本調達に関連して、亀田製菓株式会社、オイシックス・ラ・大地株式会社とは資本業務提携を締結しており、製造から販売まで事業全般でのシナジーを見込んでおります。なお、これは当社初の資本業務提携となります。


新規株主からのコメント

・亀田製菓株式会社
「米菓で培った技を活かし、肉よりも美味しく、豊富な栄養素で健康に良い素材で新しい食を提案していく」というビジョンを、金田社長始め、熱意あふれるグリーンカルチャー社のみなさんと一緒に実現していきたいと思います。亀田製菓グループは、グローバル・フード・カンパニーを目指して、“あられ、おせんべいの製菓業”から“Better For You の食品業”への進化を図っています。“Better For You食品”(素材本来の栄養素で、カラダの中から健康にする)という、美味しく健康価値ある商品を提供するビジョンの中で、2019年に亀田製菓グループに加わったマイセン社(福井県)と共に、日本ではまだ初期の段階にあるプラントベースドフード(PBF)市場を、一緒に創出し拡大していくことを楽しみにしています。

・オイシックス・ラ・大地株式会社
「サステナブルリテール」を戦略の一つとして掲げる当社として、グリーンカルチャー社が有する人類共通の課題に対する強い課題意識とその取り組みについて共に歩ませていただきたいと考え資本業務提携を締結させていただくことといたしました。特に、当社が有する「お客様に良質な商品をお届けする」という事に関連した知見を活用しながら両社による協業を加速し、植物肉という次世代の食を通じてより多くのお客様に、自身にも地球にも優しい食生活のご提案をさせて頂くことができればと考えております。

・ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社
いち早く植物肉の可能性に着目し、日本での普及に長年取り組まれてきた金田社長の情熱に感銘を受け、一緒に植物肉を普及させる仲間になりたいと感じ出資させて頂きました。グリーンカルチャー社は、植物肉原料の物理化学特性をデータベース蓄積することで、畜産肉と同等以上に美味しい植物肉をタイムリーに製品化することが可能です。人々の食生活に根付き、植物肉といえば「Green Meat™?」と無意識に連想される日が来ることを心待ちにしております。

・Future Food Fund 株式会社
グリーンカルチャーのプラントベース代替肉を試食しましたが、その食感と味は、大変良いバランスが取れており、市場での優位性を感じました。今後、当ファンドのサポートのもとで、グリーンカルチャーのブランドを強化し、彼らが成長していくための支援を行っていきたいと思っています。 金田社長とグリーンカルチャーのチームが、日本の代替肉分野で活躍していくことを期待しております。


Green Meat™?概要

2021年4月に外食事業者向けに販売を開始した「Green Meat™?」は、大豆たんぱく等を原料とした動物性原料不使用の植物肉で、ミンチ状のため畜肉と同様に様々なレシピに使用することができます。既に、都内有名ラーメン店「麺屋武蔵」(「プラントベース角煮ら~麺」でコラボ)や、東京・麻布十番の高級レストランで採用されています。また、既に北米をはじめ海外への輸出も行っており、今春にはマカオへの輸出が決定いたしました。さらに現在、欧米豪諸国への輸出計画も進行中です。


グリーンカルチャー概要

グリーンカルチャー株式会社は、「健康と地球とずっと。」をテーマに掲げ、サスティナブルな未来をつくるため、植物肉の開発・製造・販売を行っております。代表の金田が、米国留学時に日本より多様性に富んだ現地の食環境に衝撃を受け、日本でもプラントベース食品を身近にしたいとの思いから、通信販売専門店として2011年に設立いたしました。2021年4月には、事業を運営する中で蓄積したプラントベース食品開発のノウハウを活かし、植物肉「Green Meat™」の開発に成功し、外食事業者向けの販売を開始しました。10年間顧客に誠実に向き合う中で得た、最終消費者の嗜好に関する知見や、独自の研究開発データベースを活用することで、既存の畜肉を補うだけではなく、「畜肉よりおいしくて健康的」な植物肉を皆様の食卓へお届けできる未来を創造していきます。


会社名 :グリーンカルチャー株式会社
住所  :東京都葛飾区東金町1-17-11 遠藤ビル2階(本店営業部)
設立年月:2011年2月14日
代表者 :代表取締役 金田郷史
資本金 :2.6億円(資本準備金を含む)
事業内容:Green Meat™? (グリーンミート)事業の展開、プラントベース食品専門通販
サイトGreen’s Vegetarian等の運営
URL  :https://greenculture.co.jp/


【本件に関するお問い合わせ先】
グリーンカルチャー株式会社 広報担当
お問い合わせフォーム:https://greenculture.co.jp/contactus/
Tel:03-6854-2569

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